AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ウジャアー

2018年02月10日 | やっぱりメタル!!
さて、大阪名物TTF前夜となった今宵。
もうなにも書くつもりはなかったんやけど、BLOOD FEASTの1987年作の1st『KILL FOR PLEASURE』聴いてたらなんか無性に言及したくなってきて。


とにかく見てよ。この「おじゃましまんのやわぁ~~あああ」みたいな頭の悪そうなジャケット。
安心して下さい。本当にこのジャケまんまの音楽性ですので。
まぁ当時のB!誌なら軽く20点、いや、10点以下の評価でこき下ろされてたことは想像に難くない。

曲名も見てよ。

「Cannibal」、「Vampire」、「The Evil」と、小学生低学年レベルのネーミングですよね。

サウンドは劣悪そのもの。
シャリシャリのギターリフ、おまけになにも考えていないようなギターソロ。ドタドタしたドラム。ベースはニブく歪んでいる。
ヴォーカルも粗暴そのものだが、エクソダスのポール・バーロフとスティーヴ・ゼトロ・スーザを足して2で割った感じにも聞こえる(まぁポールほどトチ狂ってはいないが)。
そして全編にわたって暴虐性剥き出しでわめきちらしている。




ただ、不思議なもので、この頭の悪そうな感じがだんだんとクセになってくる。
少なくとも、最近のポップになったTANKARDの作品や、ゴリゴリになったSACRIFICEの作品よか聴いててよっぽど楽しめる。

あと、カップリングの88年のミニアルバム『FACE FATE』になるととたんにサウンド、演奏共にクッキリかつシッカリしてて聴きやすくなっている。
1stからの数曲をリメイクしているが、演奏面ではほぼアレンジなし。B級感はそのままに。




BLOOD FEASTは3年前にもTRUE THRASH FESTに出演しており今回は2度目。
その初来日公演、TTFに参加したクサれスラッシュマニアどもの間ではなかなかの評判を得ていたと聞いている。
だから私もなんとなく大本命のSACRIFICEよりも期待していたりする。


明日のライブ、江坂ミューズのモッシュピットでこんなねーちゃんと一緒に盛り上がれたらなぁと。



今日の1曲:『BLOOD LUST』/ BLOOD FEAST

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