AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

【特集】私をラウパーに連れてって その1~SlipknoT~

2008年10月08日 | やっぱりメタル!!
そういえばもう一週間をきりましたね。日本最大のメタルフェスLOUD PARK 08。
今年はとうとう大阪がなくなっちまいましたねぇ。
ひそかにSlipknoTとCARCASSを同時に観れることを期待していたんやけど・・・
今回観たいのこの2バンドくらいなんで。両者とも単独でこっち来るんですが、チケット代かかりすぎる。
そういえばB!誌、今月号はなんとSlipknoTが表紙!しかも9人とも写っとるし!
せいぜい1人か2人やのに、この表紙掲載人数は今までで最多でしょう。
B!誌もたまにはおもいきったことしはりますな。




スリッペを聴いたのは確か同じ職場の3歳下の後輩にかりた1stが最初だったと思います。
まぁその時は一聴してアウトでしたね。
あんまり疾走しない、いわゆるハードコア調のミクスチャー系モダンヘヴィネス?
特にポコポコスカポンとしたビートにかなり抵抗を感じました。「何じゃこの軽さは?」と。

でも個性的ではあるなぁ~と一目置いてはおりました。
この猟奇的なマスクはセンスいいし、そして確かな演奏テクニック。
最初の#1“742617000027”の「ダホッポナットグッチエ」という病的ループもモロ私の好みでした。
なんかスティーヴン・キングみたいなサイコな世界観があって、こういうところは憎めない。
まぁこれが最近の若者の聴く音楽で、この音に馴染めないのは歳のせいなのだ(ゆうてもまだ20代やったけど)と自分を納得させておりました。
それにこの頃は邦楽ばっか聴いてる時期でもありましたし。

ところがです。サマソニ05の予習のため、ライブ前日床に入る前に一応聴いておこうと寝ながらこの1stを流しておりますと、なんや、いきなりこのキチガイサウンドが頭の中に入ってきて、阪神の葛城みたいに「うおおおおお~~~!」ってなったんですわ!
M3「Eyeless」の暴虐サウンドが聴覚に突き刺さり、M5「Surfacing」のギターのピーポー音が頭をグルグル駆け巡り、M6「Spit It Out」の時点で私の中では既に脳内モッシュが展開しておりました。
ベースの歪み感もたまらないし、この頃はパーカス、DJ、サンプラーが暴れまくっていて、かなりカオティックな凶暴性を発散させておりましたよね。
あまりの興奮のため、結局その晩は一睡もできませんでした。
でもおかげでサマソニ当日、十二分にスリッペライブを楽しむことができたのでした。
人生で初めてモッシュでおもいっきりこけてしまったのが悔やまれたが・・・


いや~帝国金融の桑田さんの言葉を思い出しましたねぇ。

「人間追い込まれれば、どんなことにも慣れられるもんや」



今日の1曲:『Surfacing』/ SlipknoT

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダゴン | トップ | 特集 私をラウパーに連れて... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

やっぱりメタル!!」カテゴリの最新記事