AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

高田のばか その2

2017年03月26日 | 名所ガイド、巡礼記
さて、夢のような高田馬場高架下の壁画を心行くまで撮影した後、早稲田通りをテクテクと歩いていったわけでありますが、街灯にはベタな手塚キャラ(アトム、サファイア、ブラックジャック、写楽)のパネルが施されてるのは別段おもしろくもなかったが、いちおうカメラには収めといた。




それ以外は、まぁこれといった手塚撮影ポイントもなく、手塚治虫ファンの巡礼地としてはかなりもの足りない町であった。
もっとさかいみなとみたいに、マンガキャラクターのブロンズ像を町のあらゆるところに散りばめておくとか、ヒョウタンツギの信楽焼の像を各民家の表に置いておくとか、もうちょっと町おこしに関心をもってもらいたいもんだと思った。
まぁ私のいつもの手塚マンガにおける世間の無関心ぶりの愚痴はこれくらいにしておいて。

その手塚治虫ゆかりの地として、唯一の熱心な信奉者といういうべき人物が、今回目的地である和菓子屋『青柳』の店主さんなのかもしれない。
この店には、生前この近くに事務所を構えてた手塚治虫先生も週に一度のペースで3時のおやつの時間になるとやってきて、この店のそばまんじゅう“更科”を指さして注文し、その場で2個ほど食って帰っていったそうな。

鉄腕アトムは漫画の中で「高田馬場で生まれた」と描かれてるそうで、それを誇りに思った店主の飯田さんが、実は地域活性化のためあの高田馬場駅高架下の壁画を企画したんだそうな。
そしてなんといっても、この店で売られているというアトムとウランの顔を模したアトムまんじゅうは、手塚ファンなら店頭まで行って購入しないわけにはいかないではないか!




場所をよくわかってなくてどうやら行きすぎていたことに気がついて、すぐに元来た道を引き返した。
しかし、和菓子屋らしい店があったなんて全然気づかなかったなぁ・・・・・


て、店閉まっとるやんけ!


またこのパターンかい!
高田のばかーーーーーーーっ!!


ま、さっき述べたことは、この記事にだいたい書いてあります。


しかし、俺の行きたい東京の店って、たいがい日曜日閉まってるんよなぁ・・・


落胆の思いに打ちひしがれながら帰路をトボトボ歩いていると、同じシャッターの閉まってある店で「おっ」と目をひく店ロゴに思わず歩を止めた。

店主は確実にスラッシュメタルファンかと思われる。


ただ、その実態はどうやら虎党バーらしく、阪神タイガースの旗が店内のあちこちに飾られてあった。
店の名前は「正虎」。あまり関わりたくない店名だ。
まぁミュージックバー兼スポーツバーみたいな感じで営まれているのであろう。
店でかかるのはスラッシュナンバーか、タイガース・オブ・パンタンのみ!みたいな。

Y&Tライブ終了後、このTシャツ着て店訪れたら、大歓迎を受けたかもしれないな。
今度高田馬場に行った際には、是非寄ってみようかと思う。




今日の1曲:『Blackjack』/ Tygers of Pan Tang
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする