AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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鳥取旅行記その2 ~水木しげるロード放浪編~

2012年08月23日 | 名所ガイド、巡礼記
鳥取2日目。この日は今回一番楽しみにしていた境港の「水木しげるロード」を巡礼。
姉を弓ヶ浜公園で降ろし(フェス2日目やってようゆわんわ)、浜沿いの国道431号をそのままひたすら真っ直ぐ行ってそのどんつきがもう境港町。
カンカンと陽が照りつける中、車を駐車して水木しげる先生が幼年期を過ごしたというこの地に降り立った。


まぁごく普通の閑散とした港町で、別段妖気が漂ってるような怪しい雰囲気でもなかった。
つーか妖怪祭りが繰り広げられてる通りってどこやねん!
って、船着場周辺をウロウロしてると、「MIZUKIROADこちら→」みたいなねずみ男の看板を発見してそっちにフラフラ歩いていくと、にぎやかなアーケード商店街にさしかかった。
ここがいわゆる日本妖怪の聖地「水木しげるロード」だ。

やはり夏休みということもあり、商店街は親子連れでごった返しておった。
妖気を感じるどころではない。幼気だ。


まぁ現地についてもさほど感激はなく、どこへ行けばいいやら、何をしたらよいのやら、しばらく途方にくれてしまった。
水木しげる作品に関しては、幼少の頃より妖怪図鑑も所持していたし、その妖怪キャラクターデザインは世界一!といっても過言ではないくらい、ユニークで緻密な描写には以前より感銘を受けていたし、世界に誇れるマンガ家のひとりであると常々思っていた。
しかし、マンガ作品そのものにはあまり興味がなく、ゲゲゲの鬼太郎のアニメも幼少の頃からあまり見てなかった。
ようは水木作品に対する思い入れが自分には足りなかったのだ。

とりあえず約800mもある水木しげるロードを練り歩き、一心不乱に130体以上もある妖怪のブロンズ像をカメラに収め続けた。ただひたすら撮って撮って撮りまくった。
炎天下の中、モーローとする意識の中で、ふと「こんなもの撮り続けて意味あんのかいな?」との疑念も脳裡を過ぎったが、もう撮り続けるしかなかったのだ。


つるべおとしは木の上から「どたっ」って落ちてくる妖怪なんだが、これはなんか晒し首の様相を呈してるな。
効能/いたずら好きでおちゃめな性格になる。



境港はカニの水揚量が日本一だけあって、この蟹坊主のブロンズ像は完成度が高かった。
ハサミの掲げ具合が実にカッコいいね。効能/手先が器用貧乏になる。



こいつはカニを主食とする妖怪山わろ。カニのゴリ押し感がハンパない。
妖怪ガイドブックによると、この像の効能は「カニに恵まれる」とのことだったが、その晩カニ料理は出なかった。



朝は風呂場で、あかなめなめ。夜は墓場で、Mosh It Up!!

効能/きれい好きになる。なめたくなる。


まぁでも、この水木しげる商店街の街おこしっぷりは見事なもので、どの店に入っても妖怪カスタマイズされてて創意工夫が見てとれた。

授乳室のマークがこなき爺って・・・あんな爺にオッパイしゃぶられんの、さすがにイヤだろ。


この椅子でなら、いつまでも待っていられそう。多少の精気は吸いとられるだろうが。


こんな妖怪いたっけか・・・・・?効能/フロに入りたくなる。しゃがれ声になる。



最初行く気満々だった「水木しげる記念館」だが、入場料700円払ってまで観覧する価値があるのかとの疑念が湧いたので、そこはやめてその裏で展開されていた「ゲゲゲの妖怪楽園」(入場タダ)へとねこ娘に誘導されるがままフラフラと吸い込まれていった。


まぁ妖怪遊技場に水木グッズ総合売り場があるだけだった。せっかくなので、ここでほとんど買物を済ませた。
出て行くときに思いきってねこ娘とツーショットを撮ってもらったが、最近女っ気がないせいか、妖怪相手でもちょっとトキメキを感じてしまったことを告白しておこう。


化け猫ならぬバテ猫。フーッフーッゆってた。いや、この猛暑じゃこうなるのもムリおまへんで。



もっとたくさんの妖怪どもを紹介したいんだけど、今回はここまで。

今日の1曲:『CROSSTOWN TRAFFIC』/ JIMI HENDRIX
コメント
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