夏の雑草ジャングルが懐かしい 冬のこざっぱりした畑です
わずかに残った白菜を収穫して今季の畑作業は終了しました
あとは 春のお彼岸前後のじゃが芋の植え付けまで 畝の土つくりに励みましょう
そこで 畑近辺の散歩を思い立ちました
Ｙさんの奥さんに訪ねてみました
「それなら百庚申（ひゃくこうしん）がいいですよ」
「百庚申？」
「直売所の脇から丘を登ったところにありますよ 私は行ったことないけど・・」
カメラ片手に出かけてみました
道標に従って左に進みます
ちょっとした山道です
強い風に吹かれながら登っていきました
途中の地蔵様に手を合わせ・・・
百庚申の由来を記した説明板です
※ ６０日に一度めぐってくる庚申の夜を眠らず過ごして長寿を願う信仰がある
中国の道教の信仰によると 夜になると人の体内にいる”さんし”の虫が抜け出して
天帝にその罪科を告げて 寿命を縮めるという
そのため長寿を願う者は庚申の夜 仲間同士集まって飲食・雑談をして一睡もしない
その供養の証に庚申の塔を建てた ※
平安時代から行われている宗教行事にも驚きましたが 塔を見てさらにびっくり
”百”というのが文字通りの百でした
決して”白髪三千丈”（９キロ）のごとき大袈裟な表現でなかったのです
並んだ塔をひとつひとつ数えながら進みましたが ピッタリ百基ありました
赤い鳥居をくぐり 頭を垂れ健康長寿を願いました
時代は変わっても健康長寿は万人の願いです
ちなみに 一昨日の２月２３日が庚申の日でした
しっかり熟睡してました
天帝に罪科を告げられたか
次は４月２４日です
どうやって一晩過ごしましょうか
庚申の日だから 一晩かけてブログの更新をしましょうか
興味深い散策になりました
百もある庚申塚は見たことがありません。
三猿の形を刻んだ庚申塔はありませんでしたか？
それにしても、一睡もせずに夜を明かして長寿を願うとは、凄いです。
百、ちゃんとあったんですねー
一睡もしないで長寿を願うって、若いうちはよいけれど、、
この年になるとつらいです～
四月、なさいますか？
決行の暁には是非お知らせくださいませ（笑
近ければ行ってみたいですねー
きっとこの地方に庚申信仰が根付いてきたのでしょう。
いいところを紹介していただいてよかったですね。
一晩寝ないで・・・と言うことで思い出したのが、家族麻雀でした。勿論庚申さんとは関係ないのですが。信仰と遊びを結びつけて庚申さんにしかられそうです。
ここへのお参りは畑の来た時のコースに入れて健康長寿をお祈りすれば、きっとご利益がありますよ。
同じ様な石碑が村外れに建っておりました
亡くなった母に聞いた記憶では
「庚申さま」という日があって・・・
年に一度家内安全を願い、信仰するご近所が集まり
ご馳走を食べる日だよ・・・と母に聞かされていました。
百もの庚申塚が並ぶ様子は凄いっ
まるで和製モアイ像ですね
説明板を眼鏡を出して読みましたら、チャンと書いてくださってました。
長寿を願うのは、今も昔も変わらずですね。
一晩寝ないで、ということは一人では難しい。みんなで集まって、やったのですね。
白菜も甘くなってるでしょう。
春の準備ですね。ご苦労様です。
一睡もしないで長寿を願う これは無理だな～って思いました
若い時なら出来るでしょうが ウ～ン……
そろそろ畑も春の準備ですね 今日主人がジャガイモ畑を作っていました
晴れ間を狙っての耕運機かけでした
今では８９庚申ですなんていうものが多いのに、
畑付近の散歩もいいものですね。
三猿ですか。
ひとつひとつを確認したわけでないので不明です。
wakasamaさんはご覧になったことがありますか。
一睡もしないで長寿を願う。
興味が尽きない信仰です。
疎かにしない信仰の証でしょう。
若い頃は徹夜をすると癖になって寝つきが悪くなった覚えがあります。庚申の日にブログのコーシンと洒落ても時間が余るでしょう（笑）
従いまして決行はいたしません。
巣鴨地蔵の近くですが、どこに塚があるのか？
不明です。
こちらは百基の塔でした。
在の人たちに深い信仰心が根付いていたのでしょうね。
見事でした。
家族麻雀で徹夜でしたか。
現役時代、職場の仲間たちと温泉旅館に泊まり、一度も温泉に浸からず徹マンをしていたのが夢のようです。
健康にはよくなかったですね（笑）
暖かくなったら、また行ってみます。