酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

浅草 酉の市

2005年11月10日 | オヤジのつぶやき
鷲(おおとり)神社の酉の市

江戸伝統行事のひとつ 酉の市は11月の酉の日に開かれる

今年は 暦の関係で二の酉までだ

9日の夜 散歩がてらに家内とでかけた



三ノ輪大関横丁からの歩道を埋め尽くす 露天商の屋台

カープファンとしては 見逃せない店だ



例年より空いているのは 時間が早いせいか

そう思い入り口まで足を運ぶと  ん ん!



にっちもさっちもいかない 芋を洗うほどの人の波

将棋倒しにでもなったら 大変なことになる

正岡子規の俳句  「雑踏や 熊手押しあふ 酉の市」

全員が ゆっくり進み 無事参拝を済ませた

いつものように 一番ちいさな熊手を購入

周りの店を眺めてみる








職人さんが 精魂傾けての見事な熊手だ

購入者の名が貼ってある

石原慎太郎都知事は 毎年お馴染みになっている

商売繁昌を願っての この熊手の縁起

都民の一票を”かっこむ”所存か


そして最終コースは いつものこの店だった



樽の枡酒と 煮込みのセットだ

1000円は 安くないが縁起代で奮発

家内はこれで 充分満足する


家路についたが なにか物足りなかった

そうです あの”満月さん”にひょっとしたら・・の気持ちがあったのは事実だ

そんな偶然もあるはずもなく 空には本物の月が・・・



善男善女を やさしく照らしてた


それにしても 近年の酉の市の”あたたかさ”はどうしたことか

昔の酉の市は寒かった

手はかじかみ 鼻をすすって 首にマフラーグルグル巻いての オーバー着込み

いま 若者の中には 半そでシャツまで出現していた



確実に「暖冬・栄養の差」と ひとことで言えない 気候の変化を感じた



<おまけです>



近くにある 全国でもここだけかもしれない「飛び不動」

昔から 飛ぶ神様を祭ってあったが 近年の飛行機時代

安全お守りが それこそ飛ぶように売れている

外人さんにも 人気があるそうです