酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

いただきます

2005年11月20日 | コミュニケーション
           「いただきます・・」

       学校給食で こどもたちが言うこの言葉

   給食費を払っているのに 食べる前になんで言わせる おかしい
  
       こんなことが問題になっていると聞いた

       土曜日の「永六輔 土曜ワイド」の番組だった

            さすがは 永さん

        永平寺の 老住職の話題を提供してくれた

      この住職 食べ物を前にかならず心に思うという

     「私に 命を与えてくれて ありがとう 命をいただきます」

    「これなら いえるでしょ」  永さんが皮肉をこめて話してた


          給食費云々は たんなる屁理屈だ

    こんなことが罷り通ったら 世の中ますますギスギスしてくる

   店で食事をして お金を払ったあとの「ごちそうさま」もいえなくなる

       ただでさえ 言葉のやりとりがすくなくなった昨今

       子どもたちから 意思疎通能力を奪いとる暴挙だ


         ひとこと多くて顰蹙をかうものがいる

  逆に 言うべきとき 必要なことを 必要なだけ言わない ひとこと不足

             これも 困ったものだ


         言葉は 億劫がらずに発信していきたい

            相手を認めるとき 声がでる

     給食の「いただきます」に文句をつける前に やることがある

         朝起きたとき 自分の子どもに「おはよう!」

            親が 先手で挨拶をすることだ

            子どもは 親の背中を見て育つ

            
   最近の若い者はと愚痴を言う前に 自分の言動も考えてみたいものだ

         ”いただきます ありがとう ごめんなさい”

           日本語で 一番きれいな言葉だと思う

             また ひとつ消えていくのか

     
     ところで 給食の前 子どもたちに なんと言わせるのだろうか

           孫に聞かれたら なんと答えるか

          私は「いただきます」を強調していく