酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

薔薇電車

2005年05月22日 | 都電 荒川線を誉める
浅草は三社祭で賑わっている 今日は最終日だ

この日に都電 荒川線の終点 三ノ輪橋に行った

そばのヨーカ堂でテレビゲーム プランクトン某を”視察”するためだ

このソフトを「運動会で頑張ったら買ってほしい」と言う孫娘と一緒に現物を見にきた

頑張ったら 買う約束をした

その後 近くの自然公園に行きたいという

5月の連休のときは まだ蕾だった薔薇を見たいらしい

そこで 乗るのが 初めてという都電に乗ることにした

停留所の周辺は すでに満開の各種の薔薇で それはそれは見事なものだった

大人160円 子ども80円の荒川線

3つ目が 荒川自然公園だ

ここも目の醒めるような とりどりの薔薇 極彩色の世界が繰り広げられていた

沿線の両側も よく手入れされた薔薇の花々 箱根のあじさい電車の荒川版 薔薇電車だ



ところで 荒川線の「エライ」ことのひとつに その線名がある

三ノ輪橋~早稲田の路線だから ひょっとしたら「早稲田線」のアイディアがあったかもしれない

地下鉄の「千代田線」「丸の内線」「日比谷線」「半蔵門線」さらに一番古い路線も「銀座線」

なにかと都心の名称にしたがる風潮に あえてローカルな名前の「荒川線」にした

勇気があったと思う

”都心地名志向”の昨今 これは大ヒットだ

下町オヤジでありながら 広島東洋カープファンの私としては

荒川線を愛して止まない所以であります


トマトの接ぎ木

2005年05月22日 | 無農薬野菜作り
野菜プロの仕事のひとつに 接ぎ木がある

接ぎ木とは 植物の芽や枝を近隣関係にある他の植物の枝や茎などにつぐこと

妻と孫娘を連れて訪れた畑のハウス

Yさんがトマトの接ぎ木に精をだしていた

実に細かい 神経を使う仕事だ

「接ぎ木は野菜の手術と同じ 私は彼らの医者ですよ」

Yさんの言葉には説得力があった

私の拙い体験でも 同じ親戚同士のトマトとトマト

接いだものと そうでないものとでは 出来具合と収穫の数で 差が歴然としていた


「人間同士でも同じかなぁ」と Yさん

”自分と同質の人間との付き合いは楽しいし 大事にしたい

しかし そればかりだと 進歩と変化がない気がする

たまには 気の合わない相手 自分と異質な人間との付き合い

これもいい刺激があって いいのかもしれない 人間も接ぎ木の心構えが大事”


年下の畑の師匠は 野菜作りと人生両方の師匠でした

(草むしりに疲れ 帰宅後すぐ熟睡 夜中の投稿となりました)