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酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

さぁ 今年も 始まりました

2009年03月18日 | 無農薬野菜作り


気温18度  すっかり春が訪れた16日の畑です

この菜の花は 収穫しなかった小松菜(?)の「お色直し」です  見事な変身です

彼女たちは まさに我が世の春を謳歌してました♪


この日はお彼岸の入りの前日・・・



じゃが芋の定植は「彼岸まで」と言われています  ギリギリに間に合いましたよ

男爵5キロ メイクイーンとキタアカリは2キロづつです

畝の規模は 男爵2列半  メイクイーンとキタアカリは1列になりました

それにしても・・・



今年の作業労力は 昨年と比べて非常に楽になりました

畑が 陣地であるハウスから近いですからね

これも 後輩であり畑の師匠のTさんのお陰です

老骨なりにギシバシ頑張るこのオジさんのために ここより遠方の畑とチェンジしてくれました

私にとっての効果・メリットは大きかった  この日 特に実感したのは一輪車(通称 ネコ)での肥料(馬糞)運びの往復でしたね

運ぶ距離が いままでと比べて半分以下 労力は4分の1といっても過言でないでしょう

TBSラジオ「大沢悠里の悠々ワイド」を聞きながら 作業がスイスイはかどりました

坂がある畑ですからね  いままでの畝では年々きつくなってきました


今年は古希を迎えます

畑も今年で終わるのかな・・正直 秘かに覚悟をしてました

しかしこれで あと5年は大丈夫  後輩に感謝です
 

「古希まれである」

これは昔の言い伝え  いまは「こき使え」というそうです


でもね これで怒っちゃお終いです  古希人の余裕をもたなくちゃ~

いいでしょう 野菜たちに 多いにこき使われようじゃないですか

恩返しで 旨くて安全な「作品」が生れるでしょうからね



次回は種を撒きましょう

野菜づくりのご同輩  今年もよろしくお願いします

情報交換も頼みます・・・


* お馴染みのエコアパートに 新メンバーが誕生しました  おめでとう! *


最終ラウンドの 落ち葉掃き

2009年03月02日 | 無農薬野菜作り
今シーズンの落ち葉掃きも いよいよ終了に近づいてきました

山も ずいぶん綺麗になりました

綺麗になりすぎても 木々の肥料がなくなって心苦しいのですが・・


今日は 集めた落ち葉を籠に入れて運び出すプロの技をご紹介しましょう



かき集めた落ち葉の山から 両腕で抱えて籠にいれます

この抱えるのが年季が必要なんです

プロ農民のYさんは 一回で私たちの三倍の量を抱えてますね

さらに びっくりするのが 抱えられた枯葉がほとんど縦になっているのです

そのため 効率よく大量の葉が籠に納められます

教えてもらっても いまだにコツをつかめません

我々は まだまだ縦と横になったままの混ぜこぜの籠入れになってますね

そして それを・・・



ひとりで一気に担ぎ上げ トラックへ運びます

重さは50キロ弱はあるでしょう

背中に当る部分が丸くなっているので バランスを取りながらの歩行です



こちらは セミプロの腕前に達したTさんたちです

籠の上に乗って 足で踏み固めていますね

畑をはじめて苦節17年・・・名コンビです



籠を背負う姿にも風格が滲んできましたね

以上が 苗床つくり そして野菜の肥料として貴重なお宝を運ぶ風景でした


なになに?

オジさんですか?

はい  籠は無理ですからね  腰にきます

しっかり 米の袋で25袋分を確保しました

お彼岸を目途に 畝つくりの開始です  そして 今年もうまくて安全な野菜をつくっていきます


今年の畑も キャンプイン

2009年02月10日 | 無農薬野菜作り


沖縄 九州・・

プロ野球のキャンプも盛んに行われています  今シーズンも熱戦を展開してくれることでしょう

ここ 埼玉県O町の山でも 青空の下 うまい野菜作りのための準備が始まりました



そうです  クヌギの落葉  落ち葉掃きが始まりました

この日は総勢六名 勢揃いです

集めた落ち葉は肥料 苗床に使用します



上の方の緑の部分は 掃き終わったところです



今年の落ち葉は 軽いようです

そのため 草刈りも 落ち葉掃きも例年よりスピーディーに進みました

六人の畑人にも 余裕が感じられます



? ? ?  帽子の忘れ物 ? !



昼食後 暖かいベッドで昼寝の I さんでした



奥さんに任せた Y さん・・  休憩時間もたっぷりです

オジさんですか ?

はい・・・



枯れ葉の下に隠れていた 栄養満点の腐葉土です

枯れ葉の10倍の効き目があります

枯れ葉ベッドでゆっくり休養後 米袋にセッセと詰め込みました  今年のナスが楽しみです



焚き木も集まりました  焼き芋が楽しみです


この日の作業が終わって畑に顔を出しました

なんたる強風! 寒い!

山は風がなく 汗ばむほどでした  落ち葉掃きは全身運動になります

無理なく身体を動かしたせいでしょう  晩酌が実に旨かった~

やっぱり 野菜作りはやめられません


定額給付金

2009年01月30日 | 無農薬野菜作り
定額給付金とかけて なんと解く・・

節分と解く

その心は?


定額給付金というよりは「定額還付金」といったほうが わかりやすい

収めた税金がかえってくるだけですからね

やっさもっさ てんやわんやのうちに どうやら決まりました

我が家は4万円です

はてさて なにに使おうか

政府は 多いに使ってもらって景気の浮揚を願ってるようです

みなさんは どうされますか


マダムは貯金だそうです

日本経済を考えていません 渇!

オジさんは違います  「景気」というより「景色」をよくします


野菜の種の代金にします

そろそろ春野菜 じゃが芋 やつがしらの季節です

畑の景色を浮揚するため 給付金を根こそぎ使い果たします

そうだ 今年は 肥料の馬糞も多めに購入しましょう

景気には ウンがつきものですからね  馬力もつくでしょう

これも 設備投資のひとつです (ウンちく あるでしょう)

これでこそ 今年の畑は 昨年にくらべて景色も良くなり 多いに繁栄するでしょう

もちろん 日経平均株価も高く イヤ 蕪が大きくなるに違いない

昨年は 失敗の多かった畑界ですが 今年は明るい陽射しが見えるようです


なぞなぞの答  その心は・・

バラバラ撒いて 福を呼ぶ

お粗末でした  


「それにしても低額給付金・・」と 楽太郎さんが言ってました

これは 嘘です


頑張れ大根!

2009年01月27日 | 無農薬野菜作り
今年になって 初の畑のお知らせになりました

1月のオジさんは酒と戯れることが多く 畑に戯れていないんじゃないか

そんな声がチラホラ聞こえてきました (そんなことないか

出かけてはいたのです  ただ この時期は畑でやることが少なくて・・

いいや 言い訳は言いますまい  2月になれば落ち葉掃き記事のオンパレードになりそうですからね

26日の マダムとの畑行きの一部をご紹介しましょう


春を待っている玉葱とキャベツの苗を除けば 現在の畑は大根 白菜 ブロッコリー そしてカブだけが収穫を待っています

そのうちの大根 早朝の寒さが堪えるようになってきました

地表に顔を出した部分が辛そうです



いまだ健在ですが 2月になればどうでしょう おそらくは凍死を覚悟しなければなりません

そこで 土盛り 大根たちにとっては「床暖房」へのリフォームです

マダムもせっせと働いてくれました



床暖房で 渋茶を啜りながらの一服ほど心楽しいものはありません

大根も渋茶と煙管タバコで ほっと一息ついたようですね

安堵の表情 これでしばらく安心です


そこで夫婦で足を伸ばしたのが 和紙の里小川の「埼玉伝統工芸会館」でした

ところが親分 それが大笑い いや大失敗・・

会館のHPを見てから行けばよかったのですが 月曜日は休館 ク~~



しかし 以前と違ってマダムとのはありませんでした

お互いに 人間ができてきたようです  古希近しですからね


和紙のふるさと訪問記は 次回のチャンスといたしましょう


助っ人 E 嬢の登場!

2008年12月03日 | 無農薬野菜作り
12月1日の畑です

絶好の好天気に恵まれました

9月に蒔いた玉葱の苗が 大きく育ってくれました

先輩のキャベツの脇に移植です



これからの 霜・雪に耐えて 甘い玉葱になってくれることでしょう

そして こちらは・・・



緑も鮮やかな 大根・蕪・白菜たちです

先日の大雨で 土が軟らかく 大根抜きが楽でした


そして こちらは・・



土の塊ではありませんよ




今年はじめて収穫された 師匠Yさん作の里芋です

この芋の味の良さは 言葉では言い尽くせません

口の中で 溶ろけるような食感ですね~


そして この日 私の「畑の歴史」の中で 特筆すべき出来事がありました

愛車 テラノ君に変わって「畑三代目の助っ人」が登場しました

君の名は?



「はい エスティマと申します よろしくね・・」

中高年のE嬢です  早速 大根・白菜を積み込みました

彼女にとっては 初めての荷物だったでしょうね


都会派の彼女 一日で農家の一員になってくれました


* このエスティマは ブログの師匠Hさんの父上が 媒酌人を務めていただいたものです *


お疲れさまでした  テラノ君

2008年11月25日 | 無農薬野菜作り
彼 ニッサン・テラノ君が 我が家の一員になったのが 平成12年2月のことでした

ディーゼルエンジン搭載の3000CC  その逞しいエンジン音は周囲を圧倒しました

以来 8年11ヶ月 テールランプをひとつ交換しただけのスグレもの・・・

孝行息子ぶりを発揮してくれました

無事故で 違反は「Uターン禁止違反」が一回でした (これは彼の責任ではありません)


その彼が 引退することになったのです

残念ながら 東京都の排ガス規制 軽油による運行規制です

購入当時は 全然話題にもなっていませんでしたが 都条例の制定により 次回2月の車検が通りません

20万キロは乗るつもりでしたが11万キロで断念です


思えば 畑をはじめ 我が家の旅行 移動には多大な貢献をしてくれました

テラノなくしてリタイヤ後の生活は考えられません

いまや 家族の一員とまで昇華したテラノ君です



11月23日 秋晴れの畑でした

おそらく この日が畑を背景にした最後の姿になるでしょう

しっかり背筋を伸ばして 新鮮な空気を胸いっぱい吸い込むテラノ君


「ご苦労さま 引退後も頑張ってください・・」



野菜たち 畑の土 ハウス さらには「渋い家」から 別れの声が聞こえてくるようでした 


お疲れさまでした テラノ君  第二の活躍の場を祈っています

君なら まだまだやれますよ

私もからね


晩秋の 「・・・」

2008年11月15日 | 無農薬野菜作り
「お出かけ」シリーズが続いています

ちょっとこの辺りで一服しましょうか  晩秋の「畑」です  



大根・白菜・春菊・いんげん・かぶ

たまねぎ・キャベツの苗が順調に育っていました

なぜかブロッコリーだけが失敗です

姿・形の見た目は立派ですが 実がついていません



こちらは まだ細目の大根です  もうしばらく成長を見守ります



かぶです  マルマルと育ちました  取立てを包丁で切って口にします

これぞ かぶの刺身です  甘みがあって なんともいえない味でした



9月に種を蒔いたたまねぎとキャベツです

今月中に 新しい畝に「移転」します  順調でした


この日の畑には 嬉しいことがふたつありました



東京の会社をリタイヤしたYさん夫妻です

今年 オジさんが苦戦した「下の畑」の隣を借りたそうです

これからも いろいろ会話が楽しめそうです



そして 嬉しいことのふたつ目はこちらです・・O町のはずれにあった蕎麦店の「里山」です

一日二十食限定の 田舎蕎麦です

750円 これは旨かったですね~腰があってつゆも抜群!

ソバリエの資格を持ったOさん自慢の蕎麦でした

蕎麦粉は 会津から仕入れていました


これからの畑 ますます充実してきそうです




まことに突然ですが・・・



晩秋の「富士山」 新幹線の窓から・・・



こちらも晩秋の「神戸 三宮駅」・・

研修で伺いました



短い時間でしたが ブログ友のまみるさん 二月に結婚されたHさんご夫妻 そしてAちゃんと楽しいひとときを過しました

場所は 蕎麦屋さんの花月庵

主人のOさんの初孫 Aちゃんの二歳の誕生日でした



晩秋の「嬉しい再会」でした  さぁ いよいよ冬ですね


*  明治村に続きます  *


畑の秋

2008年10月02日 | 無農薬野菜作り
しばらくご無沙汰の畑でした

10月1日・・・

下町は小雨でしたが Yさんに電話で問い合わせたところ 現地のO町は曇りです

10日振りに出かけました

大根たちが首を長くして待っていました

間引きです



散髪をしたようにスッキリしました

間引きしたやわらかい葉っぱは 茹でて冷凍保存します



9月13日に蒔いたキャベツ たまねぎです

しっかりした苗に成長しています  ほかに 葉物も順調でした



いよいよ秋です

猛暑のため 過去最低の畑行き回数となった今夏でした

最後の「高台の畑」です

低地への引越しを前に 気合を入れて取り組んで参ります


唐箕

2008年09月22日 | 無農薬野菜作り
唐箕・・とうみです

むずかしい読み方です  いったいなんでしょうか


21日は 小雨の中での畑仕事でした

冬野菜の王者 白菜の苗を植えました  33個 冬の鍋の主役です



予定通り 葉物の種も蒔いて Yさんのハウスに寄りました

そこで出合ったのが「とうみ」でした



不思議な「機械」です  木製で風格が感じられます

Yさんの奥さん T子さんの説明によると・・・


 本来は稲作で使われた選別用具で 脱穀したばかりの籾を 藁やゴミ 実のない空籾 籾がらをわける作業をします

上にある如雨露状の口から穀物を入れ ストッパーを調節しながら少しずつ穀物を落下させます

円筒の風洞の中には 4枚の扇板があって手動で回転させます

その風力によって 重い米粒は手前の一番口から・・

未熟な米粒は二番口から・・

軽い藁や ゴミは大きな口から出てきます

作業は ふたりで行い ひとりは送風機を回し ひとりはストッパーを調節しながら穀物を落とします

この唐箕は 古く中国から伝わったといわれ「会津農書」貞享元年(1684年)に記されています


稲作はやっていないYさんです

いったいなにに使うのでしょうか

いぶかる私に説明してくれたT子さんでした



今年 大豊作だった胡麻です



一俵ほどの収穫のあった色艶のいい胡麻でした

友人から譲っていただいた唐箕で 胡麻の選別作業をするそうです




先人たちの知恵に感心し Yさん夫妻が仲良く胡麻の選別をする光景を微笑ましく想像した 小雨の畑でした