AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

広い間口

2007年02月23日 | ノンジャンル
 当分帰れそうにない。ということで、今日は事務所のパソコンで記事を書くことにする。時間的な制約があるので15分以内で記事を書くことにしよう。見直す時間はないので誤字脱字、ワープロの変換ミスは大目ににみてもらおう。

 確定申告が始まったため、これからは12時頃まで仕事の日々が続くことになる。しかし、3月15日という期日があるため、それまでの辛抱である。忙しい会社のサラリーマンであれば、季節を問わず1年中夜中まで残業をせざる得ない人も多いはず。そういう点では恵まれた環境にいるといえるであろう。

 オーディオの音もじっくり聴く機会はほとんど無くなる。しかし、オ-ディオに関して楽しみにしていることが二つある。

 一つはDACとPREを繋ぐバランスケーブル。k1xv1xさんが使われていたものを、1本格安で譲って頂いたのである。日本には入ってきていないメーカーのもので、先日お邪魔したときにはリンデマンのCDプレーヤーとプリアンプとの接続に使われていた。

 先日聴かせて頂いたリンデマンの音は結構私好みであった。その音にはこのケーブルも一役買っているのではと思っていたのであるが、k1xv1xさんが、システムの整理をするにあたって譲って頂けるとのことであったので、お願いしたのである。早く聴いてみたいものだ。

 もう一つは、スピーカーケーブル。CDP-MS1・SD05とGerman Physiksとの接続には、現在5メートルの長さのSynergistic Researchの切り売りケーブルを使用しているのであるが、試聴用のスピーカーケーブルが近々自宅に送られてくる予定なのである。

 なかなかその長さのものは試聴用ではないもの。どのような変化があるのかこちらも楽しみである。純粋デジタル系に切り替えるときには、スピーカーが一つしかないのでスピーカーケーブルを繋ぎ換えるのである。

 めんどくさそうに思われるかもしおれないが、どちらのスピーカーケーブルも端末がバナナであるため、繋ぎ換えはとっても簡単。アンプの電源を切り、さっさっとバナナプラグを抜き差し、電源を再び入れれば完了。1分程度の所要時間である。

 純粋デジタル系は音場、デジタル-アナログ系は音色において、とても優れたものを有している。これに純粋アナログ系が加わり、現在3系統の音を楽しんでいるのであるが、少し間口を広げすぎたかなと反省しているところである。しかし、いろいろ楽しめるという点ではメリットはある。
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プラグキャップ

2007年02月22日 | ノンジャンル
 空いているRCA端子に差し込むプラグキャップのようなものについて、先日アコースティックリバイブの製品を購入して、試してみたところ想像以上に変化があり、驚いた。しかし、今は使用していない。

 音の鮮度感というか、くっきり・ぱっちり感が向上してメリットは相当あるのであるが、直接音が間接音に対して圧倒的に優勢になる感じで、ジャンルによれば、なくてはならない存在になりそうであるが、私の好みからすると音が強くなりすぎる印象を受けてしまう。

 そのアクセサリーのことは以前の記事にも書いたことがあるが、その時k1xv1xさんからカルダスのプラグキャップは、ショートピンとしての構造を持たないので、アコースティックリバイブのものとは効果のほども違うというコメントをいただいた。そこで、早速カルダスのものも購入してみた。

 インターネットで探したらばら売りしているところがあったので、6個購入した。値段は1個800円。6個で4,800円である。

 とどいたものを見て「ちっちゃくてかわいい・・・」と思ってしまった。銀色をしていてカルダスのマークが入っている。見た目的にもおしゃれである。アコースティックリバイブのものは作りがしっかりしていて、「質実剛健」といった印象を受けるのに対して、カルダスのものは洒脱で軽妙といった印象である。

 空いているRCA端子にカルダスのものを差し込み、試聴してみる。アコースティックリバイブの時より「変わった!」という印象度は遙かに少ない。目を見張るほどの変化はないが、弦楽器の音がつややかに立体的になったような印象を受ける。

 全体的な音楽の雰囲気を大きく変えることなく、音の情報量を増加し、その解像度をやや上げた感じであろうか。これは比較的使えるかもしれない。少し温度感が下がるような印象も受けるが。メリットの方が大きいか・・・

 しばらくさしたままにしておこう。時間の経過とともに機器ともなじみ、その効果の質も変化する可能性がある。そしてしばらくしてから、外してみてその違いを検証すれば、音をより好みの方へ持っていってくれるものかどうか、はっきりするであろう。

 こんな小さなものでも、音の変化というものは確かにあるものである。セッティングを含め、細かなことの選択の積み重ねが、「ちりも積もれば山となる」のことわざどおり、振り返ってみれば、大きな変化となるのであろう。
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もたつき

2007年02月21日 | ノンジャンル
 ゴルフは素晴らしい。オーディオはどちらかというと室内にこもりがちな趣味であり、あまり健康的とはいえない。しかも、思い通りにならなくて煮詰まったりすると精神衛生上もあまり良いとは言えない。その点ゴルフは健康的で屋外の新鮮な空気や風景を味わえるのが、素晴らしい。

 今日は、東京国際カントリークラブでラウンドした。本当は今はゴルフをしている場合ではない。なにせ確定申告が始まり、かきいれどきであるからだ。

 しかし、2月は今日のコンペのみしかゴルフの予定で入っていない。また、中小企業の社長達が数多く集まるコンペであるので、営業も兼ねている。ということで多少無理しての参加となった。

 今日はまさに「小春日和」、今年は「小春日和」の大盤振舞であるが、やはり嬉しいものである。

 1月は3回ラウンドした。そして2月は1ラウンド。つまり今日は今年に入って4回目のラウンド。1月の3回は全て90台であった。90を切ることができなかったのである。「4回目の正直」(そんな言葉はないが)ということで、80台を出すべく気合を入れてのラウンドであった。

 その結果は91。・・・がっかりである。午前中は41であった。しかも、1バーディーのおまけつき。しかし、午後に入ってティーショットが突然乱れ、OBを3発も出すという大失態。スコアは50。うなだれながらの帰還となった。

 午前中を終えて、「これならどう転んでも80台でまわれる。」と高を括ったのがいけなかったのか、まさに油断大敵である。

 これで4回連続の90台。100を切れているので初心者ではないが、中級者の域をなかなか出れない。ゴルフを始めて7年、毎年20~30ラウンドしてきた。しかし、去年はオーディオという新しい趣味が急激な勢いで台頭してきて、ゴルフのラウンド数や練習に充てていた時間が相当減ってしまった。今年は巻き返しの1年にしたい。しかし、出だしはもたついている。
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AUDIO Q&A

2007年02月20日 | ノンジャンル
 今日はstereo誌の発売日。月刊誌であるので、毎月買うのである。オーディオ雑誌を買うのは結構な楽しみの一つである。買ったばかりの雑誌というのは、独特のときめき感がある。最初に開く1ページ目は、なんだかとても新鮮に感じる。

 もちろんそのときめき感の賞味期限はとても短い。たいてい1日か2日といったところか・・・まるで、ファミリーレストランでお子様メニューについてくるオモチャのようでもある。そのときは、子供は目をきらきらさせて喜ぶのであるが、翌日には床の上に無惨な姿で転がっていたりする。

 さらっと目を通してみて、もっとも気になったのが、地味な記事であるが「AUDIO Q&A」というコーナーに出ていた「パワーアンプの設置位置」という記事である。パワーアンプはスピーカーのそばに置くのか良いのか、それともリスニングポジション近くに置くのが良いのか、というテーマで実験がなされ、レポートが載っていた。レポーターは須藤一郎氏である。

 リスニングポイント近くに置けばプリアンプとパワーアンプを繋ぐラインケーブルは短くてすむが、スピーカーケーブルが長くなる。

 一方スピーカーのそばに置けば、スピーカーケーブルは短くてすむが、プリ・パワー間のラインケーブルが長くなってしまう。ケーブルは短い方が音の純度的には良いと一般にはされている。しかも、経済的な面から言えば短い方が当然安い。

 巷にあふれている高級なオーディオケーーブルは日本がデフレで苦しんでいる間も、ハイパーインフレ状態であったので、長さによる価格差も馬鹿にできない。

 その気になるレポートであるが「コントロールアンプを手元に置き、パワーアンプをスピーカーの近くに置くというセッティングが合理的で、音の純度とか低域の締まり具合などにも分があるようだ。」と報告されている。

 これは様々な要素が絡むので一概に同じ結果になるとは思われないが、見た目的なおさまり感においても、私はパワーアンプはスピーカーの間に収まっている姿が好きである。そしてスピーカーの間にはパワーアンプのみが、ぽつねんとたたずんでいて欲しい。

 しかし、そうなると当然プリ・パワー間のラインケーブルが長くなる。我が家では4メートルのバランスケーブルを使っている。それほどの高級品ではないので、価格的には常識の範囲内なのであるが、これを変えたいとなったときには、自宅試聴したうえでと思うのであるが、当然その長さの試聴可能ケーブルは普通無い。そのときは、見た目と直感で決断するしかないのであろう。 
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里帰り

2007年02月19日 | ノンジャンル
 HRS-120 CARBONが再入院してから1ケ月半が経過した。今彼はドイツにいる。ということはホルガー・ミューラー自らが、「なんでだ~?」とそのDDDユニットをにらみつけているのであろうか?

 まあ、そんなことはないだろうが、我が家に帰ってくるのには、もうしばらくかかりそうである。しかし、無理を言って修理の間、HRS-120を借りておいて本当に良かった。ノーマルバージュンとはいえ、ほぼ同じスピーカーであるので、音にも違和感がない。

 OFF会に参加すると、「German Physiksのスピーカーってどんな音がするのですか?」よく聞かれる。「見た目ほど変わった音はしませんよ。」と大概答えるのであるが、確かにそのとおりなのである。

 見た目的には、「これがスピーカー?」といった印象を持たれる方が多いのかもしれない。「奇抜な音がするのであろうか?」という疑問も至極当然である。

 私がGerman Physiksのスピーカーの音を初めて聞いたのは、一昨年のインターナショナル・オーディオ・ショウでのこと。その当時はゼファンではなく、確かタイムロードが取り扱っていたのでタイムロードのブースで聴いたはず。

 確かサンドゥール・システムという名前のスピーカーだったと記憶している。そのときの印象が「見た目とは裏腹に、とても自然な音がする」というものであった。

 その印象は今も変わっていない。まだまだ使いこなしているとはいえないが、その自然さを最大限引き出せるように調整したいところ。メインジャンルであるクラシックを聴いていて、響きの美しいホールのS席で聴いているような錯覚に陥るような音を目指していきたい。

 そのためにどうしたらいいかは暗中模索であるが、部屋を改善して、その可能性は相当高くなったはず。後は試行錯誤のみ、といったところだ。
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