AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

リンデマン

2007年02月17日 | ノンジャンル
 昨日から所得税の確定申告が始まった。3月15日までの1ケ月が確定申告の期間である。この1ケ月は会計事務所にとっては、かきいれどきである。せっせと仕事をこなさなくてはならない時期である。今日の午前中はさらに輪をかけて効率良く仕事をこなすよう、スピーディーに頭と手を働かせた。

 というのも、午後からはk1xv1xさんのお宅にお邪魔する予定が入っていたのである。参加メンバーは、ハンコックさん、MESSAさん、へいさんと私。総勢5名のOFF会となった。

 高級住宅地の瀟洒なマンションの最上階にk1xv1xさんのお宅はあった。そのリビングルームがリスニングルームとなっているのであるが、梁などの影響で部屋は単純な長方形ではなく複雑な形をしている。

 その形態を上手に利用して、オーディオ機器がセッティングされている。オーディオ機器の数は相当多い。しかし、その効率的ともいえる空間利用により、雑然とした感じがしない。



 まずジャズやボーカルものを聴かせていただいた。ウッドベースの音の質感が極めて上質であることにまず驚かされる。低音感はしっかりあるが、けっしてぼわつくことのない素晴らしい音である。

 中高域の透明度も本当にレベルが高い。この透明度が、精密な解像力や奥行きの深いサウンドステージに大きく貢献している。

 システム7はセッティングに極めて神経を使うスピーカーである。ちょっとしたずれが致命傷になる。しかし、ピタッと決まった時には、セッティングの苦労が報われる至福の音を奏でてくれる。今日はピンポイントに決まったシステム7の音の素晴らしさを体験することができた。

 メインで使われていらっしゃるCDプレーヤーはエソテリックX-01の最新バージョン。高度な情報量と実体感のある音を送り出すプレーヤーであるが、音楽性とのバランスも従来のバージョンよりも飛躍的に良くなっていると感じた。

 そして、今日の最大のサプライズがリンデマンのCDプレーヤー。クラシックを聴かれる時に使われていらっしゃるとのことである。このリンデマンのCDプレーヤの音は私の好みのツボをずぼっと衝いてくるのである。

 「これいいですね~。はまりますね~」頬が緩む。目じりが下がる。脳波も緩やかになる。見た目的なデザインはそれほどそそられるものはないのであるが、その音楽性豊かな音には、大いに驚かされた。そういえばkimuraさんはつい最近オールリンデマンに駆動系を換えられたことをブログで知った。リンデマンというメーカ、今まで全くノーマークであったが、いきなり大注目である。


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