我が家で現在活躍しているパワーアンプは、Jeff RowlandのModel 2である。1994年の発売であるので30年選手ということになる。
といっても30年前に購入したわけではなく、数年前にコンディションの良い中古品をオーディオショップから購入したものである。
Model 2は、パワーアンプとしては比較的コンパクトな形状をしている。サイズはW445×H133×D362mmである。重さは21kgであるので、一人でも移動が可能である。
現在、パワーアンプのみGTラックから出して、PSDのフローティングボードとともに床に設置している。これによりパワーアンプの上空は解放されるので、音に良い影響があったためである。
その銀色に波打つように輝く独特な表面加工が施されたフロントパネルはやはり美しい。30年選手ではあるが、決して古さを感じさせない秀逸なデザインである。
最近ヤフオクなどでパワーアンプの中古品で出物がないかなと、暇な時にスマホを操作して眺めたりしている。
「Model 2も30年選手だし・・・何があってもおかしくないからな・・・」と思っているところである。
「パワーアンプ」と検索ワード入れてスマホの画面を眺めていると、ずらっと表示される中古のパワーアンプの中に必ずと言っていいほどあるのが、Lo-D のパワーアンプであるHMA9500である。
HMA-9500は、1977年の発売である。発売当時の価格は230,000円であった。その後1982年にはマイナーチェンジされてHMA-9500 MKⅡになっている。
HMA-9500とHMA-9500 MKⅡは、オーディオ評論家の長岡鉄男氏が愛用していたことで知られている。
HMA-9500とHMA-9500 MKⅡは、オーディオ評論家の長岡鉄男氏が愛用していたことで知られている。
ヤフオクではきちんとメンテナンスされたものが、150,000円前後で出品されている。
その写真を眺めながら、「この無骨な外観が良いよな・・・ラックハンドルも良い雰囲気を出している。でも何故だか、このパワーアンプを眺めていると宇宙もののSF映画に出てくる悪役側の宇宙船を連想するんだよな・・・」と、思った。