AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

サウンドクリエイト

2007年02月10日 | ノンジャンル
 サウンドクリエイト・・・秋葉原にあるオーディオショップの名前である。その響きからしてなんとなく洗練されたものを感じる。オーディオ雑誌などに掲載されている試聴室の写真を見る限り、オーディオショップなのかインテリアショップなのか判断に迷うほどにハイセンスな空間造りがなされている店である。

 今日は初めて、サウンドクリエイトに行ってきた。StereoSound誌などで有名な和田博巳氏を講師に向かえ、ジャズ・ロックを聴きまくるというオーディオイベントがあったので、ハンコックさんと連れ立って参加してきたのである。

 ハンコックさんは以前一度サウンドクリエイトに行かれたことがあるということであったが、一度行かれたことのあるハンコックさんでも店の場所が分からなくなってしまうほど分かりづらい場所にある。というか、知っていなければオーディオショップがここにあるとは外観からは全く想像が付かないビルにサウンドクリエイトは入っているのである。

 そのビルの2.6.7Fの3フロアを店として使用している。その店内の様子はまさに高級なインテリアショップを思わせるほどに室内のデザインや設置されている家具や小物にまで神経が行き届いたモダンな印象である。オーディオを売っているのであるが、オーディオ機器を含めたトータルとしての空間をプロデュースして売っているというコンセプトを感じた。

 そしてLINNやPIEGA、OCTAVEといった清楚でシャープなラインを有するメーカーもものに限定して取り扱っているようで、統一感がある。また店員の方もその店の様相に相応しい雰囲気を持った方ばかりで、特に3名いらっしゃる女性スタッフの気品ある美しさには、オーディオ機器はどうであれ、女性スタッフに会いにくるためだけでも、試聴の申し込みをしたくなるほどである。

 落ち着かない様子できょろきょろ店内の様子を伺っていると、イベントの準備が整ったということで2階の大きな試聴室に案内された。30畳以上ある広い部屋である。そしてその内装やデザインの素晴らしさは、非日常的感覚に溢れ、夢の世界にワープさせてくれる感じである。しかし、デザイン優先の場合、音のほうがいまひとつとなってしまう危険性がある。
 
 聞くところによると、最近内装を大改装したそうである。それはデザイン性のレベルを保ったまま音質面での改良やレベルアップを図るためのものであったようで、改装後の音は飛躍的に良くなったそうである。つまり、見た目のみではないようだ。

 イベントは大盛況で30名近く入っている。これだけ人がいると、はっきりいって暑い。時々エアコンで冷風を送ってくれていたが、のぼせるくらいであった。和田氏の人気の程が伺える。駆動系はLINNで固められていた。LINNとPIEGAのスピーカーを使い、和田氏の真摯な語り口と巧みな構成によりイベントは滑らかに進んでいったのであるが、その詳細は明日にでも・・・
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