どちらかというと細めのタイプが好きである。あまりやせぎすでは興ざめであるが、すらっとしたプロポーションでなだらかな曲線を描いていて欲しい。もちろん平均以上に太っているのは、ご勘弁願いたいといったところ。
女性の好みの話である・・・ケーブルに関しても、できれば細めが好きである。しかし、相当太い電源ケーブルであるアレグロはラインナップにはなくてはならない存在となっている。太いばかりでなく、重い。しかし、プラグ近辺のみ若干細く柔らかくなっているので、思ったほど取り回しや機器への接続には苦労しない。
対するドリームはどうか?同様に太いのである、そしてその太さが首尾一貫している。まるで寸胴のように徹頭徹尾太い。しかし、重くはない。見た目的には重量感があるのであるが、持ってみるとその見た目とは裏腹に軽いのである。そして曲げることもそんなに困難を伴わない。
しかし、ねじれにたいしては結構な抵抗力を示す。インレットとの方向性が旨く一致しない場合、機器の接続には苦労させられる。また機器のインレットにスポッと収まってくれない。入りが浅い感じで落ち着き感が足りない印象。何かの拍子に抜けてしまうのでないかという不安感を抱かせる構造である。
そして、肝心の音の印象であるが、アレグロで聞いてみて同じ曲をドリームに繋ぎ換えて聴くと、「華やかなになったな~」という印象を受ける。
まず最初に聞いたのはTHE VERY THOUGHT OF YOU/Rob Agerbeek Trioから8曲目「Alone Together」である。ドリームに換えると、冒頭のウッドベースの音がより色彩感豊かに感じる。ドスがきいた感じではなく、より洗練されて都会的な華やかさを醸し出すのである。
そしてそれに続くピアノの音色も同様な印象を受ける。きらびやかというか、その重点を置くポイントがやや中高域にシフトしたような感じであろうか。鮮明な印象である。音の響きもより広角度に拡散するのである。
アレグロでは地にしっかり足をつけ膝を深く曲げ体の重心をより下寄りに構えたという印象、一方ドリームではその膝の曲げ具合が浅くなり体の重心が上に移り、より素早く軽快に動ける、あるいは軽やかにステップできるといった印象なのである。
どちらにも良い点があるのであるが、この曲のウッドベースの質感としてはアレグロが出してくれる重心の低いどっしりと腰を落ち着けた雰囲気の方があっているような気がする。
ではということで対照的なビバルディの「四季」から「春」を聴いてみる。この曲でも両者の違いは同様な印象を受ける。「華やかさ」と「どっしり感」・・・この曲の場合ドリームの華やかで色彩感豊かな印象が曲の雰囲気とあっているのかもしれない。
ドリームの場合音からは香水の「香り」がするような印象を受ける。アレグロでは自然なものの持つありのままな「臭い」がする。
「香り」と「臭い」この単純な言葉が、両者から受ける音の印象を端的に表しているような気がする。ドリームは繋いだばかりであり、まだまだ時間の経過とともに変化する気がするが、今の段階ではこのような印象を受けた。
女性の好みの話である・・・ケーブルに関しても、できれば細めが好きである。しかし、相当太い電源ケーブルであるアレグロはラインナップにはなくてはならない存在となっている。太いばかりでなく、重い。しかし、プラグ近辺のみ若干細く柔らかくなっているので、思ったほど取り回しや機器への接続には苦労しない。
対するドリームはどうか?同様に太いのである、そしてその太さが首尾一貫している。まるで寸胴のように徹頭徹尾太い。しかし、重くはない。見た目的には重量感があるのであるが、持ってみるとその見た目とは裏腹に軽いのである。そして曲げることもそんなに困難を伴わない。
しかし、ねじれにたいしては結構な抵抗力を示す。インレットとの方向性が旨く一致しない場合、機器の接続には苦労させられる。また機器のインレットにスポッと収まってくれない。入りが浅い感じで落ち着き感が足りない印象。何かの拍子に抜けてしまうのでないかという不安感を抱かせる構造である。
そして、肝心の音の印象であるが、アレグロで聞いてみて同じ曲をドリームに繋ぎ換えて聴くと、「華やかなになったな~」という印象を受ける。
まず最初に聞いたのはTHE VERY THOUGHT OF YOU/Rob Agerbeek Trioから8曲目「Alone Together」である。ドリームに換えると、冒頭のウッドベースの音がより色彩感豊かに感じる。ドスがきいた感じではなく、より洗練されて都会的な華やかさを醸し出すのである。
そしてそれに続くピアノの音色も同様な印象を受ける。きらびやかというか、その重点を置くポイントがやや中高域にシフトしたような感じであろうか。鮮明な印象である。音の響きもより広角度に拡散するのである。
アレグロでは地にしっかり足をつけ膝を深く曲げ体の重心をより下寄りに構えたという印象、一方ドリームではその膝の曲げ具合が浅くなり体の重心が上に移り、より素早く軽快に動ける、あるいは軽やかにステップできるといった印象なのである。
どちらにも良い点があるのであるが、この曲のウッドベースの質感としてはアレグロが出してくれる重心の低いどっしりと腰を落ち着けた雰囲気の方があっているような気がする。
ではということで対照的なビバルディの「四季」から「春」を聴いてみる。この曲でも両者の違いは同様な印象を受ける。「華やかさ」と「どっしり感」・・・この曲の場合ドリームの華やかで色彩感豊かな印象が曲の雰囲気とあっているのかもしれない。
ドリームの場合音からは香水の「香り」がするような印象を受ける。アレグロでは自然なものの持つありのままな「臭い」がする。
「香り」と「臭い」この単純な言葉が、両者から受ける音の印象を端的に表しているような気がする。ドリームは繋いだばかりであり、まだまだ時間の経過とともに変化する気がするが、今の段階ではこのような印象を受けた。