AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

6709:DS Audio

2024年07月14日 | ノンジャンル

 カートリッジの針先に付いた埃や汚れを取るためには、ブラシと粘着性のゲルを用いる。

 ZYXのカートリッジには柔らかい素材の清掃用のブラシが付いてくる。まずはそれで何度か針先を軽くなぞる。

 その後、もう一つのブラシ、カーボンファイバー製のブラシで、レコード針の埃を除去する。

 さらに、粘着性のスタイラスクリーナーゲルも使う。 これは、繰り返し使え、水洗いも可能なものである。

 繰り返し使えるのではあるが、数年使い続けるとさすがになんだかくたびれてくる。

 もう5年程同じものを使っているので、粘着性も劣化してきているような気がしていた。

 このタイプのスタイラスクリーナーは何種類が製品が出ている。

 従前使っていたのは、自分で手で持って持ち上げたり、下げたりして針先に密着させるタイプのものであるが、今度は針先の下に置いて、リフターを上げ下げして使うタイプのものに変えることにした。

 選んだのは、これである。

 

 DS Audioのスタイラスクリーナー ST-50である。

 DS Audioと言えば光カートリッジであるが、このタイプのスタラスクリーナーを製造・販売しているようである。

 ST-50は特殊ウレタンゲル素材を用いたクリーナーで、産業用クリーンルームのほこり取り用に開発された特殊ウレタンゲルを使用している。

 使い方はいたって簡単で、ターンテーブルにST-50を置き、針先をその上に移動させてリフターを上げ下げするだけである。微細なゴミまで吸着して除去してくれる。

 粘着度が落ちた場には、水洗いで粘着性も復活し、何度も繰り返し使える。

 2種類のブラシと、ウレタンゲルを利用したスタイラスクリーナーを使えば、大体の埃や汚れは取り去ることができそうである。これから数年間は活躍してくれそうである。

コメント