今日は、最高気温が40℃以上となった地点が過去最多タイの6地点に達した。確かに危険な暑さであった。
顧問先を訪問する際には車で移動することが大半であるが、この暑さでは車に乗り込む瞬間が少々恐ろしい。
そこで、活用しているのがスマホの専用アプリを操作して、車に乗り込む5分ほど前にエアコンを起動させる機能である。
今日も昭島市にある顧問先の会社での打ち合わせを終えた際に、スマホを操作してエアコンを事前に起動させた。
コインパーキングに着くまでの数分間で、車内の灼熱状況は若干緩和されたようである。
車に乗り込んで甲州街道を東に向かった。しばらく走った地点で左折して北上した。
国立駅に繋がる道を進んでいって、駅前の交差点を左折した。
いつも停めるコインパーキングに車を納めてから、徒歩で「無言歌」に向かった。
「無言歌」は、国立市にある名曲喫茶である。
店内に入ると、クーラーがしっかりと効いていて別世界である。窓際の2人掛けテーブル席に座った。
オーナーにアイスコーヒーを頼んだ。
店内にはレコードによりクラシックがかかっている。
現在かかっているレコードのジャケットは、オーディオ装置に脇にある木製のスタンドに立てかけられている。
そのジャケットに視線を移した。
ベームのブラームスの第1番であった。1959年の録音である。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したベーム壮年期の名盤として有名なレコードである。
「ちょうどいい時に来たな・・・」と思った。第1楽章がかかっていた。