おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

どっちを向いても春

2023-03-06 11:30:55 | 12音詩
 昨日は気温がぐんぐん上がり、お昼過ぎには15度になった。朝は氷点下だっただけに、「あったけ〜」と思わず独り言が出る。こんなに天気がいいのに家の中でじっとしているということはあり得ない。首にカメラをぶら下げ、テオを連れて散歩に出る。



 白い雪を被った安達太良山が輝いていたので、早速写真を撮っていたら、通りかかった人が「今日はいいねえ」と声をかけて行く。「まったく素晴らしい日です」と返事をする。





 雪がまったくないので、足元には早春の草花が顔を出している。目立つのは小さな青い花をたくさん咲かせたオオイヌノフグリだ。花は次々に萎んでは新たに出てくるので、いつでも地面には青い星が広がっている。思わずメモ帳を取り出すと、一句書きつける。



「ここにイヌノフグリの宇宙」





 踊り子草もちらほらと顔を出している。福寿草は黄色い花を咲かせている。

「福寿草 咲いて三月」



 どうでもいい話だが、「12音ひねくり出し句」とオリジナルの俳句を命名したが、どうにも長くてしまらない。何かいい案はないかと考えていたら、「蔡」という字が、「チェ」と発音して中国人の名前などに使われているという。意味は「草むら」というようなことらしい。ということなら、「蔡」と「句」をくっつけて「蔡句」というのはどうだろう。読みは「チェック」だ。これなら、ふと一句詠もうと思ったとき、「ではこの辺でチェック」と言えるのである。

 本当にどうでもいい話だけど。
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