最高気温が最低気温

　すっかり秋になったように、朝から涼しい。それもそのはず、今日の天気予報では、昨日の最高気温に比べて9度も低い最高気温24度なのだ。

　このところ熱帯夜が続き、夜になっても最低気温が25度以上あり、寝苦しい日が続いていた。ところが今日は最高気温でさえ25度に届かない。ランニングには最適な日なのだ。

　というわけで、朝食後ランニングに出る。本当はこのところ毎日忙しく、少しばかり疲れが溜まっていたから、今日は完全休養日にしたかったが、こんな過ごしやすい日に何もしないなんてなんとももったいない。我ながら貧乏性だなあと思いながら、ランニング出発だ。

　いきなり9度も低いと、走っていても汗はかかない。風も適度に吹いているし、冷たいミストが漂っているので喉も渇かない。疲れてはいるが、思いっきり全力で走り、折り返し地点まで最高記録を目指す。さすがに自己記録更新とはいかなかったが、それでも猛暑だったこの夏では記録できないスピードで走ることができた。

　折り返してからは、のんびりクールダウンしながら帰ってくる。あんまりクールダウンしたので、帰ってからシャワーを浴びるのが寒いほどだった。

　ある研究では、1日の仕事終わりでのんびりするよりも、適度に運動するほうが疲れが溜まらないという結果が出ている。一番ダメなのは、仕事のストレスを発散しようと仕事終わりでパチンコに行くような行動をすることらしい。次が何もせずにのんびり過ごすこと。一番疲れを溜めないのが、軽い運動をすることだという。

　スポーツ選手が激しい運動をした後に、軽めの運動をするのも同じ理由で、疲れを溜めないためだという。