九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

あの人たちが幸福実現をやめた理由は?   ネット虫

2009年08月19日 20時38分40秒 | Weblog
★幸福実現党と名乗る宗教政党が華々しく街頭で宣伝カーを走りまわらせていたのはつい最近です。
 それが一斉に雲隠れした。あれは何だったのでしょう。
 憲法改定、核武装支持・・・
 安全保障問題を自民党が真正面から提起できないので援護射撃しただけなのか?
それについて、ブログ転成仁語の五十嵐仁氏は次のように述べています。
         http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15
「公示直前の今になっても、総選挙で自民党惨敗必至という情勢に大きな変化はないということになります。このような情勢を受けて、様々な動きが生じています。
 橋下大阪府知事らの「首長連合」が民主党支持を明らかにしたのが、その一つです。民主党勝利は動かないと見て、「勝ち馬」に乗ろうというわけです。
 このような「バンドワゴン現象」は、田中真紀子議員の民主党入党など、このほかにも出てくるでしょう。そして、そのような動きは、ますます民主党勝利への雪崩現象を生み出すにちがいありません。
 もう一つの動きは、幸福実現党の総選挙からの撤退です。幸福の科学は国政への進出に色気を示して幸福実現党を結成し、今度の総選挙で候補者を立てようとしましたが、それどころではなくなったというわけです。
 これまで支持し、応援してきた自民党が、かつてないピンチを迎えてしまったからです。幸福実現党が候補者を立てれば、都議選での足立区のように、自民党候補の足を引っ張る可能性があります。
 自民党が余裕のある闘いをしていれば、このような危惧はなかったはずです。しかし、どの候補も苦戦していますから、ここは自民党に票を集中するために、立候補を取り止めるか、できるだけ絞ろうというわけでしょう。
 幸福実現党が健闘し、自民党の票を分散させて欲しいと思っていた私としては、幸福実現党の撤退は残念です。しかし、自民党にとっても幸福の科学としても、合理的な選択だというべきでしょう。
 自民党と同系統の候補者を立てることは、票が分散し、自民党にとっては不利になります。苦戦している自民党候補の足を引っ張り、対立する民主党などの野党候補を利することはハッキリしているからです。」さらに彼は続けます。「自民党という政党は権力によって結びついていた政党ですから、その存続自体を困難にするほどの歴史的惨敗になるかもしれません。自民党が雲散霧消してしまう可能性を秘めて、いよいよ総選挙の公示です。」と

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界的に少なすぎる議員数を削減し、世界的に高すぎる政党助成金を増額する党は?

2009年08月19日 13時46分46秒 | Weblog
 与党自民党ばかりか、民主党も衆院選の公約で衆院比例区定数を80削減する方針を決定しました。
 国会議員の定数削減は、すでに与党から主張されていますが、建前は歳出削減という意味での行政改革の一貫のようです。鳩山幹事長も昨年、次期衆院選の公約で衆院議員定数の2割削減を盛り込む方針を明らかにした際、「行政改革をやるために、まずは自分の身を切るところからスタートさせたい」と語られています。

 しかし、身を切られるのは主権者の方ではないでしょうか。小選挙区制ゆえ、主権者の票の多くが死票となり、憲法で規定された全国民の代表たる国会議員を選出できない事態にあります。小選挙区選挙に比べ民意を反映しやすい比例区選挙の定数が削減されてしまえば、主権者の主権は一層侵害されます。そもそも小選挙区制は、コンドルセのパラドックスを発生させるなど、選挙制度とはいえません。

 ※コンドルセのパラドックス
  http://kaze.fm/wordpress/?p=215

 歳出削減をされたいのであれば、政党助成金を拒否されてはいかがでしょうか。主権者の主権を切崩す必要のない方法です。是非ともまずはこちらをご検討ください。
 ※政党助成金の額ですが、下記のように日本は世界的にみてトップレベルです。>
> 日本     317億円
> ドイツ    1億3300万ユーロ(約182億2000万円)
> フランス   約7323万ユーロ(約100億3300万円)
> スウェーデン 1億4015万クローナ(約21億200万円)
> カナダ    21,993,217.75カナダドル(約19.2億円)
> デンマーク  81,457,708.7クローネ(約14億6800万円)
> イギリス   200万ポンド(約4億800万円)


 さて次に、比例区定数が80削減された場合のシミュレーションによれば、当然ながら、民主党の議席獲得率は増加します。決して民主党が「身を切る」ことにはなりません。

  ※比例区定数が100に削減された場合の衆院選比例区シミュレーション
  http://kaze.fm/wordpress/?p=229

 日本の国会議員数は、ヨーロッパ諸国と比べはるかに少ないのが実際です。現在でさえ日本の国会議員は、読みこなすことができないほどの法案件数を抱えています。これ以上議員数を削減して主権者の代表が務まるのでしょうか。

 比較大政党すべてが労働者派遣の原則自由化を認めたことで、労働者の生存権が切崩されてきました。現在の貧困は、小選挙区制による強制的な二大政党制潮流の下で、その出現が可能になったのだと私は考えます。アメリカがいい先行例です。

世界的に少なすぎる議員数をさらに削減し、世界的に高すぎる政党助成金をさらに増額する。1900年代初頭の政治改革詐欺から2000年代後半の行政改革詐欺へ。
>
> 政治改革詐欺と行政改革詐欺で共通しているのは、完全小選挙区制を確立し、保守二党政と政権固定を促すことです。
民主党はマニフェストで小選挙区制を「政権交代が実現しやすい選挙制度」と示唆していますが、これは間違いです。野党連合による政権交代を阻害し、政権固定をもたらすのが小選挙区制です。
>
> いま政権交代が確実になったのは、小選挙区制のお陰でも何でもなく、野党の得票率が与党のそれを上回るようになったからに他なりません。2007参院選の比例区で野党はすでに57%の票を獲得しています。
>
> 今度の総選挙で民主党に単独過半数の議席を与えることは、多様な政権交代を許さない、自民・民主両党による長期単独政権への道を開くおそれがあります。

                  (ネット虫)
                     
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世も末だな!死刑の後には素敵な記念バッチ、そして裁判員の心のケア、5回まで無料

2009年08月19日 09時39分32秒 | Weblog
★総選挙で都合よくどこかにふっとんでしまった裁判員制度ですが、こんなこともあるんですね。
「裁判員制度、陪審員制度、参審制などについて検索していましたら、面白いページを発見しました。文章が痛快でしたので、紹介させていただきます。」というメール仲間の岩崎美枝子さんのおたよりから。(ねっと虫)
==========================
★其の一
最高裁は裁判員を務めた人への感謝をかたちで伝えようと「裁判員バッジ」を制作、29日、試作品を公開した。銀色の銅合金製で直径約17ミリ。今年度2万3000個作る。
 裁判員と裁判官を表現した2つの円が交差し、両者が協力しあう様子をイメージした制度のシンボルマークをデザイン。裏には地裁名と、シリアルナンバーを刻み、「世界にひとつ」のプレミア感を“演出”した。
 最高裁は「貴重な経験の記念。できればネットオークションに出したりせず、長く手元に置いてもらいたい」と話す。ちなみに、バッジをつけて裁判所に行っても、「残念ながら特典はありません」(最高裁)とのこと。(写真参照)

(声)他人に死刑の裁定を下した後に誇らしげにこんなバッチをつけていられるのかな?

★其の二
 裁判員の心のケア、5回まで無料に…最高裁
 裁判員裁判で悲惨な事件の審理に参加し、精神的なショックを受けた裁判員らの心のケアを充実させるため、最高裁は、臨床心理士らによるカウンセリングを5回まで無料で受けられるようにする方針を決めた。

 対面式のカウンセリングを行う業者と7月中旬をめどに委託契約を結ぶ。47都道府県すべてでカウンセリングが受けられる。

 裁判員制度では殺人などの重大事件が対象のため、裁判員や補充裁判員が、証拠として示された遺体の写真を見たり、検察側の冒頭陳述などで残酷な犯行状況を聞いたりする可能性がある。

 裁判員らが精神的なショックを受けた場合の対処が課題になっており、最高裁は24時間態勢の無料の電話相談窓口を設ける方針を決めていたが、専門家から「それだけでは不十分」という指摘が出ていた。

 対象は裁判員や補充裁判員と、その経験者。利用期間に制限を設けず、裁判員を務めた後、一定の時間を経て心身に変調をきたした人も利用できる。

 悩みを打ち明けたい場合は、最高裁が開設した相談窓口に電話し、地域のカウンセリングルームなどを紹介してもらう。専門医の診察を希望する人には医療機関も紹介。

 6回目以降のカウンセリングや医療機関にかかる費用は自己負担だが、裁判員は非常勤の国家公務員に当たるため、裁判員を務めたことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)などになったと認定されれば、国家公務員災害補償法に基づいて補償も受けられる。

 最高裁は「裁判員の心のケアは、陪審制や参審制を導入している国と比べても遜色(そんしょく)ない対応になると思う」としている。

(声)裁判員の心のケア、5回まで無料」ってこんな人を小ばかにした事はないだろう。義務で引っ張り出して心の傷だ。一生面倒見て当たり前。最高裁は「裁判員の心のケアは、陪審制や参審制を導入している国と比べても遜色ない対応になると思う」としている。」騙されるのはもうやめましょう!!ぼくらは国家の奴隷じゃないのですから

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解説、「ボルトの速さ」   文科系  

2009年08月19日 09時03分01秒 | スポーツ
再びウサイン・ボルトのことが世界の話題になっている。これについて僕は、去年8月21日と25日のここに投稿を書いた。北京オリンピックの彼の記録、それが世界スポーツ史上どれくらいすごいものかということと、この「速さの解説」を。解説の方は確か、事件の数日後にテレビ特別番組でやった早稲田大学の先生の分析によるものだったと思う。
この解説を見た人なら、僕だけではなく皆がこう思ったはずなのだ。「ボルトはまだ21歳、こういう革命的走りならば彼はもっともっと記録更新をするだろう」。案の定、ウサイン・ボルトがまたやった。僕は彼の今回の記録更新が、「自民党下野、日本政権交代」と同じくらいに嬉しい。
さて、この投稿を再掲したい。それぐらいに歴史的意味のある、事件だったと思うから。

そしてもう一言。彼はもともと200Mの選手、そっちはもっと楽しみだ。ジョンソンのそれまでの世界記録のほうがはるかに破れないだろうと言われていたものを、あっさりと破ってしまったのだから。当時のジョンソンの記録はそれほどまにすごいものだと、専門家たちに言われていたのである。


【 題名「夢のようなものを見た」
北京オリンピックで、凄いものが見られた。ちょっとでもスポーツ好きと自負する人ならば、多分50年に1度もない大事件だと分かるはずだ。僕は、二つの新聞写真を切り抜いてとっておきたい。

ジャマイカのウサイン・ボルトが記録した、100m、200m両世界新記録である。これが、どれくらい夢か劇画のなかかというように凄い偉業であるか。

両方優勝ならば、カール・ルイスやジェシー・オーエンスがいるが、世界新ではないはずだし、そもそもルイスは、「地獄の苦労だった」と事後に告白している。
また、200mの世界記録、ジョンソンの19秒32は、当分抜かれないだろうと識者に見られていた、これ自体夢のような大記録なのである。ジョンソン自身も、こう語っていた。
「ボルトがやがて近く、僕の記録を抜くだろう。が、この五輪ではまず無理と考えている」
なお、調べてみたらオーエンスは、こんな記録を持っている。1935年ミシガン州競技会で、3種目の世界新を出したと。ベルリンオリンピックでは100、200、走り幅跳びに優勝しているが、人種差別主義者ヒットラーは彼を祝福しなかった。

こういう世界記録を、この21歳のボルト青年は軽々と抜いて見せた。100mでは最後を流していたように見えたのに終わってみれば記録を塗り替えていたし、200mも他を圧倒する大差だった。細身の体が大きくてストライドが長すぎるのに、50m前後からのピッチ数が多いから、ここからの加速が人間業とは思えないものになっている。

なお、オリンピックの中で、100mとかマラソンとかなどの世界新記録は、特別な意味を持っていると、僕は思う。
また、マスコミ主導オリンピックであるせいか、競技種目を増やしすぎているし、「わが国」のことばかり語りすぎて普通の常識のある人ならばヘキエキとしてしまうような五輪になってきてしまったと思う。中国の国家主義を笑うものは、わが国の「国家主義マスコミ」も笑うべきだろう。過ぎたる国家主義はこっけいでさえある。スポーツ自身を見られないようにもするし 】 (以上21日分)


【 題名「30年先を走ったボルト」
昨日東海テレビで「サキヨミ」という番組をはじめて見た。ボルト選手の走りを解析するらしいと分かったからである。「速さの秘密」と番組紹介にあったその内容がとても面白かったので、ご紹介したい。映像解析者は早稲田大学の先生である。

彼の100メートル、ストライド(1歩のこと)は2.8mで、1秒に4.41歩走ったのだそうだ。これで、最高スピードが実に時速44キロメートル。

ピッチ4.41歩とは、日本の朝原選手とほぼ同じで、背が180を切る朝原に比べてボルトの身長は196センチと語られた。普通これだけ背丈が違えばピッチが極端に落ちるのだそうだ。なのに、朝原と同じピッチ。そこにボルトの「速さの秘密」があって、その正体に解析の焦点が合わされていく。さて、その中身はこういうことらしい。

短距離走者としては極端に長いその脚を前に運ぶ時、そのまま運べばどうしても時間がかかる。ボルトはこれに対して、ひざ下を腿の後ろ側にぴったりと素早く折りたたみ、その形の脚を素早く伸ばしつつ、前に振り出すことによって、時間短縮しているということらしい。この「形」は、下脚を蹴り、たたみ、伸ばすのに必要なアキレス腱周辺の力などを異常に強くしないと不可能だと述べられていた。
誰が見ても分かる彼の後半のピッチ数の多さは、以上のことによって生み出されているということなのだ。ちなみに、すぐ横に写っていたアサファ・パウエルの下脚はボルトのようにきちんと折りたたまれてはいないことも指摘された。ボルトの前に05年と07年に2度世界記録を書き換えた人物で、同じ陸上王国ジャマイカの同僚なのである。

最後に、先生がこう述べられたのが凄く印象的だった。100m決勝ゴール映像に示されたボルトと他との大差についてである。
「この大差が示すものは、ボルトが30年先のアスリートだということです。これまでの世界記録変遷から考えれば、そういうことになりますね」

ウサイン・ボルトは30年先の世界からやって来た、未来人ということらしい。とにかく人間の力は偉大なものだ。世界政治や「貧困や戦争なくせ」にも、こんな未来人が出現してくれないかな。】 (以上25日分)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする