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「借金と財務省の黒い繋がり」??  文科系

2019年06月10日 16時17分00秒 | 国内政治・経済・社会問題
 表題の「」は、このブログに宣伝が載っている、日本をこんなに貧しくした元凶、黒幕について安倍と会食して聞いた見解を本にした、その宣伝文句なのだそうだ。
 先ず言っておきたいが、日本がこんなに貧しくなったというのを安倍が認めたというのは、まことに重畳。その上で、なになに?財務省が悪い?? としたら、以下のようにかってなかったこんな強引なことをその財務省にやらせたのは誰?

 財務省にどんどん国債を作らせて、それを、渋る日銀に無理矢理どんどん押しつけて買い取らせて来たのは? このこと、財政ファイナンスと言って、過去には理論上も実際もずっと禁じ手とされてきたこと。「それでも、円も日本国債も強いではないか。続ければよい」というのが今新たに出てきた新(珍)理論のようだ。が、こんな財務省を今更悪者にできるの? こういう日本「官製」バブル経済、財政を自分が作らせたからこそ、18年末には15兆円も国家資金が何処かのファンドに強奪されたというように、この「出口」に困り抜いていくであろう現在の日本政府で、悪いのは財務省??

 流石に、自分を忖度させて官僚らを堕落させ抜いてきた大将だけのことはある。一将功なりて万骨枯れるどころか、その万骨に総ての罪をなすりつけ始めるという、正にそんな将軍の面目躍如が、ますます輝いている。

 このお方一体、何様なのだろう。
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18年度厚労省人口動態に、最悪数字ぞろぞろ  文科系

2019年06月10日 15時19分27秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 厚生労働省が18年度人口動態統計を発表したが、過去とか戦後とか「統計開始以来」などなど、最悪の数字がぞろぞろと並んでいる。8日の新聞からそんな数字を拾ってみた。例によって『 』内は、新聞抜粋であることを示す。

 まず、
18年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、統計開始以来、最少となる918,397人(前年比27,668人減)となり、・・・』

 次いで、人口自身の増減は、
『出生数から(死亡数を)引いた人口の自然減は444,085人と過去最多。』
 最後に、結婚関係の数字だが、
結婚は6年連続で減り、586,438組(20,428組減)で戦後最少。』

 どうだろう、こういう数字はそれだけでは悪いものとは言えない。が、新聞などで垣間見えるこれらの数字に関連した国民の望み、生活状況からしたら、不幸なものばかりと言える。

 結婚数、出生数が戦後とか過去とかで最少というのは、日本住宅バブル破裂などがもたらした結婚したくてもできない就職氷河世代とか、その後のリーマンショックとか、酷い経済格差とか、それらと密接に結びついていると最近喧伝されるようになった引きこもり、8050問題とかを考えてみるべきである。これらは、今の赤ちゃんの祖父母世代をも含めて国民の不幸以外の何物でもないだろう。人口自然減が過去最多を更新し続けているというのは、斜陽国の徴。将来日本において労働力人口が支える高齢者が、今よりもっともっと増えていくということだから、今の2、30代にとっても大変な不幸なのだ。

 これらの数字の背後には、明らかに日本のこの世界比較数字が存在している。1995年前後には、国民1人当たり購買力平価GDPが世界3~4位だったこの日本が、2018年度分をIMFがこの4月発表したところでは、実に31位。台湾にはとっくに抜かれて、32位の韓国に抜かれるのも時間の問題という状況である。中先進国でこんな急激な落ち込みは日本だけという正に「失われた20年」である。

 失われた20年がもたらした子孫が絶える家庭が増えていくような国民のこの不幸を尻目に、選挙を控えたマスコミが、「就業率急増」とか「有効求人倍率最高」とかを大々的に叫んでいる。これだけ人口が減っていれば、こんなのは当たり前のことなのだ。日本の貧困化問題はむしろ、これだけ人口や労働力人口が減ってきても、国民1人当たりGDPが激減している点にこそ求められるべきだ。
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エルサルバドル戦評  文科系

2019年06月10日 02時09分36秒 | スポーツ
 まず、2対0で日本代表勝利は褒められるべきだし、嬉しかったが、やはりこのゲーム後半でもこの前のトリニダードトバコから得点ゼロという結果に現れた問題点が残ったままだと観た。トリニダードトバコ相手に得点ゼロの問題点を、岡崎はこう語っていた。

『勝つためには決めるべきところで決めるっていう、どこで決めるかっていうのは奪った後とか、キレイに崩すってことの決定機じゃなくて、ホントに決めなきゃいけないのは取った後とか、相手のミスを突いてってところのチャンスを仕留めていくってところが重要ですね。』

 この岡崎の見方からすると、前半の2得点はいずれも実に「キレイに崩」したもの。
 1点目は、原口のゴール左方向への走り出しに畠中だったかの速いグラウンダー・ロングパスが見事に合った上に、これをスライディングしつつマイナスに折り返した原口のグラウンダーも、それに走り込んでいた永井のシュートも、総て難度の高い、理想的な3人コラボ。
 2得点目がまた、右前方の永井に出した富安の縦パスも良かったが、何と言ってもそこで3~4人の相手を切り返しも交えてぶっちぎるようにして、ゴール正面シュート位置まで侵入して行った永井のスピードである。あんなプレーは、永井にしてももう一度やれと言われてもできないだろう。それほどに見事なものだった。
 2得点とも、傑出した個人のめったにない成功例と言える。前者は、原口のあの走りだしと折り返しの見事さ。後者の永井の切り返し付きぶっちぎりもまた、めったに観られないような得点例と見た。
 
 さてこれに対して後半は、大迫、中島、久保に柴崎まで出て来たのに無得点。今後のためには、このゲームのここを大問題にしたい。その問題点は、岡崎言う所の「ホントに決めなきゃいけないのは(相手ボールを上手く)取った後とか、相手のミスを突いてってところのチャンスを仕留めていく」。こんなにチャンスも多かったのに、そこで得点できない。その時に、岡崎のようにゴールに詰めるという原則をもっと多くの選手が実行しなければならないのではないか。つまり、泥臭くこぼれ球を狙う確率を高めるプレー。キレイにボールを繋ぐ動きに関わっていなくとも、シュートへの気配を感じたら、1歩でも2歩でもとにかくゴール前へ皆が詰めて行く。岡崎が言うのはそういうことだと思う。「綺麗なゴール以上に、ゴールの前で起こる何かを期待して、とにかく詰める」ということだろう。「ゴールの匂い」も、いつも一歩でも詰める者にしか匂ってこないということではないか。岡崎やゴン中山のように、泥臭く泥臭く。

 言うならば、「格下の相手とやる時にも、綺麗に決めようとばかりせず、ゴール前に人数かけて」と、岡崎は言っているのだと思う。ちなみに、アジアなどの格下の相手はいつもゴール前に引いて人数かけて守ってくる。そんな時に日本は案外苦戦することが多い。
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