昨夜、来年ある五輪サッカーで、日本が超有望という結果が出た。現在フランスのツーロンで行われている歴史ある五輪世代国際大会で、22歳以下の日本代表がメキシコとの準決勝戦に勝利して、決勝進出を決めたのだ。2対2の同点PK戦勝利だった。この大会の過去に3位と4位はあったが、決勝進出は初めてのこと。ここまでに来るグループリーグでは、連覇中のイングランドを2対1で負かし、次には年米の強豪チリに6対1で勝っている。決勝戦は、ブラジルとアイルランドの勝者と戦うことになった。この戦いを振り返って、日本の良さを考えてみよう。
この試合自体は、終始メキシコが押していたように見えた。初めから攻守ともに猛烈な攻勢をかけていたからである。つまり、猛然と走り続けているのを日本が受けているという感じで進んでいた。得点も常にメキシコが先行。先ず前半5分に得点。これには、同27分に相馬の中距離シュートで追いつく。だが、後半40分にまたもメキシコが先行。それを直後の43分、磐田の小川航基の得点で追いつく。
何が良かったのだろう。両軍ともにDFラインを押し上げてコンパクト陣形で闘うゲーゲンプレスの戦いになったが、日本の方が高位コンパクト陣形をよりきちんと保って相手よりより押さえて組織で戦っていたと観る。ゲーム後に2得点目を上げた小川が述べた戦評によれば、「あれでは相手が疲れて来ると思ったので、終盤などに得点チャンスが必ず来るはずだと・・・」ということなのだ。
ちなみに、ゲーゲンプレスの戦いかどうかは、ここで分かる。DFライン、つまり守備位置が高いかどうか。前中後ろ陣にかかわらず、DFラインを押し上げてコンパクトになっていたかどうか。相手カウンター覚悟でこれにも備えつつのことだが、敢えてDFラインを上げるというのは、ゲーゲンプレスの「常に、また敵ゴール方面コンパクトでは特に、ボール奪取得点を狙う」という戦い方なのである。事実相手が疲れてきた後半は、高い位置でボールがどんどん奪えていたし。ちなみに、この戦い方は守備時に身方陣地まで常に戻ると言うことがないので、コンパクトが上手く行けばのことだが、疲れないのである。というように、このゲームはまー組織戦で勝ったということだろう。だからこそ、決勝も五輪も超有望と観る。選手にしても、自チームでレギュラーを張っている好選手が多い。小川航基(磐田)、田中碧(川崎)、相馬勇紀(名古屋)らのことだ。
決勝戦も、もちろん五輪も、「史上初めてのこの成績」を引っさげての出場で、非常に楽しみになってきた。
この試合自体は、終始メキシコが押していたように見えた。初めから攻守ともに猛烈な攻勢をかけていたからである。つまり、猛然と走り続けているのを日本が受けているという感じで進んでいた。得点も常にメキシコが先行。先ず前半5分に得点。これには、同27分に相馬の中距離シュートで追いつく。だが、後半40分にまたもメキシコが先行。それを直後の43分、磐田の小川航基の得点で追いつく。
何が良かったのだろう。両軍ともにDFラインを押し上げてコンパクト陣形で闘うゲーゲンプレスの戦いになったが、日本の方が高位コンパクト陣形をよりきちんと保って相手よりより押さえて組織で戦っていたと観る。ゲーム後に2得点目を上げた小川が述べた戦評によれば、「あれでは相手が疲れて来ると思ったので、終盤などに得点チャンスが必ず来るはずだと・・・」ということなのだ。
ちなみに、ゲーゲンプレスの戦いかどうかは、ここで分かる。DFライン、つまり守備位置が高いかどうか。前中後ろ陣にかかわらず、DFラインを押し上げてコンパクトになっていたかどうか。相手カウンター覚悟でこれにも備えつつのことだが、敢えてDFラインを上げるというのは、ゲーゲンプレスの「常に、また敵ゴール方面コンパクトでは特に、ボール奪取得点を狙う」という戦い方なのである。事実相手が疲れてきた後半は、高い位置でボールがどんどん奪えていたし。ちなみに、この戦い方は守備時に身方陣地まで常に戻ると言うことがないので、コンパクトが上手く行けばのことだが、疲れないのである。というように、このゲームはまー組織戦で勝ったということだろう。だからこそ、決勝も五輪も超有望と観る。選手にしても、自チームでレギュラーを張っている好選手が多い。小川航基(磐田)、田中碧(川崎)、相馬勇紀(名古屋)らのことだ。
決勝戦も、もちろん五輪も、「史上初めてのこの成績」を引っさげての出場で、非常に楽しみになってきた。