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「産軍複合体」と手を組んだ    文科系

2016年07月01日 12時05分06秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

  ちょっと古いエントリーが昨日のアクセス・ベスト7位と5位に入りました。去年7月14日の『イラク戦争が教える安保法制の危うさ』と、この6月22日の『今の米国、その「異常」を振り返る』とです。破綻したアベノミクスを手段にしてまで、集団安保と改憲を進めようとしている安倍内閣。参院選直前の今、是非お読み願いたい拙稿です。以下に、それぞれ昨日付けたコメントを転載させていただきます。
 それぞれバックナンバーとしての出し方は、こう。右欄外カレンダーの下にある年月欄で当該年月をクリックすると、その月のものに替わっているはずのすぐ上のカレンダーから該当日をクリックしていただきます。するとエントリー本欄自身がその日の物だけに替わります。求めるものを探してお読み下さい。なお、以下の転載にあたって、若干の補足修正をしました。

『大事なエントリー (文科系) 2016-07-01 00:05:40
 このエントリーが当ブログアクセス・ベスト10の7位に入った。それを記念して、補足説明を。

 上のように、アメリカ自身が、誰が「嘘の理由開戦」に携わったか、どこが悪かったのかなどと、今でも後悔先に立たずのイラク戦争。ブッシュ大統領自身が「欧州の『友人』の制止を聞けば良かったと後悔している」とさえ語っているのだ。国際組織の調査で関連死含めて50万人の死者と報告されたのだし、ここからシリア内戦、イスラム国も生まれたのだし、現在欧州を大いに悩ませている難民問題もここから生まれたのである。21世紀最大の惨劇と言えるだろう。
 国連の制止を振り切って敢行したこのイラク戦争は、参戦をしたイギリス初め、イタリア、スペインなど有志国の多くの政権がイラク戦争の後で潰れたという大事件でもある。イギリスは今でもこの参戦の反省作業を繰り広げている。

 こういう国と集団防衛体制に入るならば、地球の裏側までも攻めていく覚悟がいるはずだ。こんなものがどうして相互「防衛」の深化と言えるのか。

 イラク戦争が、これら全てを教えてくれているのである。  』

『長い目で・・・ (文科系) 2016-07-01 00:21:56
 このエントリーがまた、ここのアクセス・ベスト10の5位に入った。遡って読まれた方々が居られるのだろう。それらの方々へ。

 人は、「今とここ」に引きずられるもの。だからこそ、「今とここ」の問題の正しい理解には、歴史と世界、つまり世界史の知識が不可欠だと思う。グローバリズムとは、人にそんなグローバル視点をも要求するものだ。アメリカ1国の上に見たような簡単な歴史から見ても、産軍複合体の世界的専横、横暴はどんどん膨らんできた訳だ。
 米国本国に於いて最近問題になった「銃社会」という異様も、彼らの仕業に違いないのである。『西部劇時代以来の「自衛の伝統」』などとも説明されるが、これも彼らが歴史に定着させた考え方、イデオロギーと観た方がよいと思う。
 アイゼンハワー大統領が予言したように、そして、ケネディ大統領暗殺があったように、さらには世界有数の米国人大学者チョムスキーがベトナム戦争以来彼らの告発を続けてきたように、産軍複合体が支配する怖い国になっているのだと思う。』

コメント (5)
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