

オバマになって対日外交がどう変化するか色々論評されている。
イラクからの撤退を開始する一方でアフガンでの「テロとの戦い」を強化すると伝えられている。
そこでベッタリおろおろの日本の政府・外務省は、その事を先取りして、アフガンへの協力を進めなければ日米関係がもたない、などと言い出すに違いないし、少なくともテロ給油を続けなければ米国からの圧力がかわせない、と言い出すに違いない。
さて野党であるが「人気のオバマの米国に反対するのか?」という言葉に、野党は、「いくらオバマでも、戦争に協力する事はできない」、と自信を持って言い返そうとしないのではないか?
こんな時こそ日本は憲法9条を掲げ、オバマ次期大統領に「テロとの戦い」の名の下に行なわれる戦争を止めるように求める必要がある。
オバマの人気を上回ってあまりあるものは「平和」である。
平和をすべての価値に最優先する憲法9条は、戦争に取り付かれた世界の指導者たちにとっては邪魔なものかもしれないけれど、戦争に苦しめられてきた世界の人々に対しては絶対的な価値を持っている。
それを正面に掲げて、日本とともに平和外交の先頭に立とうではないか、と言えば、オバマといえども、いや、オバマだからこそ、反論は出来ないのだ。
★天木ブログより http://www.amakiblog.com/blog/

