松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ノイバラ(野茨・野薔薇)の物語

2021-05-24 12:58:59 | 日記・エッセイ・コラム
 園芸好きの間では、バラの花は王道だろう。しかし私はバラをやったことはない。香りが好きになれなかったからだ。それに綺麗なバラにはトゲがある。


 今テレビで知ったが、バラの原種は、たった8種類で、それもほぼアジアに分布している。そして重要な3種のバラは日本原産だ。
 ハマナスもその一つで、寒冷な気候のヨーロッパで、冬を越せるバラを作るために交配された。


 バラの守護者と言われるのが、ナポレオンの妻ジョセフィーヌ。金にものを言わせて豪華な温室に8種の原種を取り寄せ、園芸種を作り出した。



 ずっと木立のバラしか無かった世界に、つる性のバラを誕生させたのが「ノイバラ」だ。ノイバラ2種のおかげで、アーチのトンネルが出来て、立体的な庭を作ることが可能になった。ノイバラのトゲとツルは、相手に絡んで伸びていく。また四季咲き性も獲得して、春と秋に楽しめるようになった。


 ついでに言うと、青いバラを初めて誕生させたのも日本だ。

 まあ、こんなことは雅子さまもとっくにご存じだろう。そう思いながら、金農の生徒が登校するタイミングで、花にピントを合わせてカメラを構えていたのだが。


 勘違いした生徒が、居たかも知れない。抗議が来なければ、アゴマスクをチクられたと思ったか。


 入院の知らせが届いた。娘の今日は出産予定日。ずっと落ち着かなくて。車を走らせる準備だけは、していたのだが。

 今となっては、面会も出来ないし、励ますことも出来ない。心配だあ~。
コメント (1)
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