バンクシー? まさかね。
でも上手。ここは追分三叉路。
国道7号線追分三叉路歩道橋から見た北中の坂である。母校である。中学の時、この坂をきついと思って登ったことはないが、今は無理。途中にベンチを置いてもらわないと。
要するに砂丘のてっぺんである。海まで3乃至は4か所、砂丘の起伏があるが、北中、追分小、西高は、一番高い砂丘に位置している。
国道7号線追分三叉路歩道橋から見た北中の坂である。母校である。中学の時、この坂をきついと思って登ったことはないが、今は無理。途中にベンチを置いてもらわないと。
要するに砂丘のてっぺんである。海まで3乃至は4か所、砂丘の起伏があるが、北中、追分小、西高は、一番高い砂丘に位置している。
ここから飯島までの旧道は、私の好きな道TOP3に入る。なぜか。それは奥行きの問題だ。奥行きがとても深い。だから通っていて気持ちがいい。
ちょうど見応えのある古い松の木がある脇道へ、老婆が入って行く。まごまごカメラをいじっているうち、追い越された。ウサギと亀じゃ、あるまいし。
よっしゃ、この人を追えば、奥行きが分かるだろう。やや、振り向いたゾ。あやつ、只者じゃないな。
大分、奥まで行ったら、道がカーブしていて、見えなくなった。この先は、ブドウ畑か梨畑、或いは野菜畑になっているだろう。
1軒の家の庭が、砂丘まで続いているわけではないが、まるで、そのように見える。そのくらい牧歌的な風景が、脇道ごとに展開される。
その中の舗装された道の奥には、かつて自分の家がオーナーとなった、ブドウ畑の1区画があった。多分年間5000円だったと思う。
食べごろになると、案内が来て、一家プラス親戚とか一緒になって収穫に行く。
ぶどう棚は低くて歩きづらい。中腰になって、収穫する。そしたらぶどう農家が廃業しちゃって。楽しみが一つ減った。
この砂丘の高さは、車でも体験できる。7号線のパチンコ屋と唐揚げ専門店と回転寿司のある交差点から、海へ向かって県道56号秋田天王線へ接続する割と最近の道路がそうだ。
この道路のてっぺんは34mある。ちなみに西高裏の山は42m。津波が来ても、避けて通る高さ。砂丘にしては、まあまあの高さでしょう。
この道を、夕日を撮るために娘と走ったことがある。正面の夕日が沈んだかに見えたが、頂上を超えると待っていてくれた。まるで何かのドラマのようだった。
ちょっと誰かのスタイルに似て来たかな。大丈夫だよな。彼なら許してくれるさ。
ps. バンクシー「風船と少女」一番有名なやつだったわ。