松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

五城目町を、行き止まりまで進む。

2016-01-11 16:22:48 | 日記・エッセイ・コラム

 五城目町は奥が深いです。町を抜けると田んぼと山だけになり、そのうち「町村」が見えて来ます。

 昨年、シェアビレッジで注目を浴びた場所です。年貢を納めた「村民」が全国から集い、忘年会の様子がテレビで流れました。ここは周辺に点在する村々の中心だったから、市が立ち、それでにぎやかだったので「町村」と言うらしいです。しゃれた名前の村が多いです。

 町村を過ぎると、左右にポツポツと村が現れては消えます。するとトンネルがあって、抜けると「恋路」です。

 さらに奥に、割と大きな杉沢地区があり、

 もうないだろうと思うと落合に至ります。

 充分過ぎる薪の蓄えを見て、次の蛇喰(じゃばみ)へ向かいます。

 蛇喰には農家レストランと盆城庵があります。さらにその奥が、お待たせしました「北の又」集落です。中央のブルーシートが「釣りキチ三平の家」です。

 ずっとFM放送を聴きながら走って来ました。電波がバンバン入るので意外でしたが、当たり前ですよね。住民が住んでいるんですから。それが不安になるほどの奥地です。

 なおも橋を渡ると、そこが行き止まりでした。もうちょっとで「ネコバリ岩」なんですが、誰も通っていない場所は怖くて行けません。

 下を流れる川が、馬場目川です。帰りは下りなこともあってスピードが出ます。対向車も来ないし、快適な冬道です。五城目町は除雪が上手です。危ないカーブはちゃんと融雪してあるので安心です。道の駅までトイレを我慢して走っていましたが、どうせ誰も居ない銀世界。川めがけて済ませます。黄色い色が着いたので、雪を盛ってごまかします。しかしなんて自然の中で放尿すると、気持ちいいんでしょう。困ったもんです。くせになります。

コメント
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