またドラマの話題です。だって外は天気が悪いし、やることないもん。
第2回も面白かったです。今、日本のドラマを見直してます。見直すの意味は、韓ドラを見つつ、あらためて注目する、ということです。素晴らしいから見直したのとはちょっとだけ違います。
欠点はお義父さんの演技です。ちょっとわざとらしい感じが出ていて、またセリフが早口で聞き取りづらい。要するにヘタです。役に会わないと言うか。それもこのドラマの味付けの一つなのかも知れません。
遠藤憲一は素晴らしいです。秘儀「お盆二つの裸踊り」が何とも切なかったです。そういう展開に持って行くところが、とてもドラマです。51で初婚というのは、何か隠している訳があるだろうとお義父さんは勘ぐるのですが、大した隠し事はありません。ワインでへべれけになって、会ったばかりの家族に説教したくらいです。エンケンさんの魅力が存分に発揮されていると思います。ソファーで大の字になって管まく姿は、アカデミー賞ものでした。これで逆に、家族全員反対だったのが、ちょっと雰囲気が変わって来ました。
設定がどうのと現実離れを指摘するよりは、内容を楽しみたいと思います。それにある意味、高年齢の方に、まだまだ老け込んでいる場合じゃないぞ、と勇気を与えてくれるドラマだと思います。
私もね、ある進学校にいる時、テニス部の女の子と親しくなりました。50前と17歳位ですからね。なにもありませんよ。断っておきますけど。あったら定年退職出来ませんよ。女子高生とかわいい部下のいる職場というのは、煩悩との闘いだと思っています。単調な事務員の生活に、一筋の安らぎを感じました。その子は母子家庭だったらしく、お父さん世代に親近感を持っていたのだと思います。父性を求めていたのだと思います。そういう女子の感覚は、長い学校生活の中で何度か感じました。同僚と事務長が見ている前で「ちょっと来い」と机まで呼んで、「スカート短すぎるぞ」と言ってメジャーで測ってやりました。ほんのお遊びです。「んーと、おい、ひざ上20cm以上あるぞ」背の高い、足の長いキュートな子でした。その子のクラスメートは、僕らがデキていると、ずっと思っていたらしいです。