松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「時間の墓標」

2016-01-28 15:28:59 | 日記・エッセイ・コラム

 ドラマの感想で、こんなに手応えがあるものかと驚いています。調子に乗って水曜版を書きたいのですが、きのうの候補は二つありました。でも堀北真希始め大地真央まで、女優陣が目移りするほど出てくる話はどうも集中できません。片やTOKIOがお医者さんではね。ジャニタレが主治医だったら、患者としては命を任せられません。

 海岸を歩いていて、流れてきた物体を撮影して歩くのですが、綺麗な緑色の石を抱いた木を見つけました。珍しかったので角度を変えて写しました。

 帰ってから考えました。一体どうすれば石と木が絡むのだろう。それは根っこの部分でした。つまり生えていた時は、石のゴロゴロした場所だったのでしょう。この辺は砂地なので、男鹿方面から来たのかも知れません。

 クリスマスイブの日から3週間した凪の日、また行ってみました。荒れた海によって半分ほど、砂に埋もれていました。

 砂浜を歩いている時はよく、J・G・バラードの「溺れた巨人」などの描写を思い出しています。繰り返す波は、太古の昔から永遠に続く営みの中の、些細な一瞬でしかないという時間スケールを教えてくれる、なーんてな。


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