松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「東湖八坂神社祭典」前日の風景

2015-07-06 15:33:57 | 日記・エッセイ・コラム

 また何かに遭遇しないかと、天王地区を通ってみた。

 東湖八坂神社方向からは、何の音も聞こえてこない。そのまま八竜橋へ向かう。船越地区の当番が、「くも舞」の舞台を作っていた。

 世界三景・寒風山をバックに、準備が進む。終わるとブーッと船で帰っていった。

 橋の歩道に、立ち止まると危険です。と書かれていた。牛に轢かれるのか。いや牛は船越まで来ないはずだ。しかしこっちは「男鹿市船越」。対岸は「潟上市天王」。八郎潟の水道を挟んだ二つの地区が、連携して一つの行事を行う。また両方一緒じゃないと、意味がない。

 神社前の花屋さんには、入谷鬼子母神の朝顔市と一緒の鉢が並ぶはずだが、今日のところはまだない。

 きのうまで何も無かった場所に、所狭しと出店が並んだ。祭りは、テキヤさんが居ないと寂しい。

 どこも一度は廃止を検討したはずだが、復活した。土崎の湊まつりも、一度すっかり無くしたが、不評だった。どうも旦那衆は視線がきつい。その代わり姐さんたちは、声を掛けてくる。

 「酒部屋(さかべや)」と呼ぶ家の前に、設置された大きな御幣。ここから「牛乗り」が始まる。

 さきがけ新聞も三日前から「奇祭を引き継ぐ」として連載中だ。邪魔しているわけでは、ありませんよ。どこも後継者不足で、祭りが出来ない所もある。サラリーマンじゃあ務まらないと書いてある。今まで、終わってから報道されるので、「しまったあ、今日だったかあ」と悔やむ事が多かった。事前に知る事は、いいことだ。

 これだけ書いたら、あしたの記事がないだろうって。確かに。

 

コメント
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