三日目に入った雨によって、楽器類を使う吹奏楽とハワイアンズが中止になったが、開始を遅らせた16時には、ほぼ雨は上がった。これも自分の日和上げだと言いたいが、その件はまたあとにしましょう。いずれ午後3時半までは、わたくしは飲んでいたのです。
商店会でも先頭に立って、司会を始める藤原氏の企画力は、ここでも存分に発揮されます。まずトレーラーの奥の看板も、彼の作品でしょう。出演者の顔ぶれを見ても、すべて地域の学校や歌手で固められています。それだけに、歌の合間に贈られる「おひねり」も相当な数があります。
中の金額は大きくはないでしょうが、「あいやー、来てけだなー〇〇さん」と言った、隣近所の挨拶が途中で入ります。この掛け合いもまた、見ていて微笑ましい。いっぺえ(たくさん)もらえると思って、舞台に上がらず、地面で歌う大黒舞さんでした。「だいこくまい」ではなく「おおぐろ・まい」さんです。誰も知らなくていいんです。北中の1年後輩の私も、知りませんでしたから。これが最後のプログラムで、完全に日が暮れていますが、不思議なことに、照明に群がる虫がいないので驚きました。蚊にも刺されず、快適な夜でした。
去年と同様、JAの減塩みそと商店会の割引券4枚をゲットして、満足して帰る妻でした。
県立大学竿燈会の演技は、去年同様見事なものでした。あごで受け止める荒業を披露した彼氏は卒業したようですが、レベルは一流でした。それが分かったのは、風が強かったからです。失敗場面は撮らないでしまいましたが、建物の横をすり抜ける突風に対して、竿燈のサオを風上45度に傾けて、風の力を利用して復元しようとしたテクニックには驚きました。風が巻いているので、最後はあっけなく隣の敷地に飛ばされてしまいましたが、そんな中で、余裕で腰で受け止め、傘を持った上に扇子であおぐ姿は、文句なしかっこよく、大喝采でした。
ふれあい竿燈では、大学生と共演して見せた女の子がいて、見事なリズムにこれも拍手喝采を浴びました。
カラオケ大会では「秋田船方節」を披露した女の子がいて、志緒莉さんから1位の賞品をもらいました。
次世代が育っている実感を持てた祭りでした。最後まで残っていたのに、片づけも手伝うことなく帰ってしまってごめんなさい。きのうの体力は、あれが限界でした。帰って9時に寝ました。