松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

帰らない、という選択。

2016-03-27 16:33:13 | 日記・エッセイ・コラム

 カーリングを見ていたら、午後になりました。だから近場を散策です。天王グリーンランドは、何か大会でもあるのかと思ったほど、人がいっぱいでした。

 ここだけは、少子化を忘れそうになります。潟上市唯一の高校の美術部の絵が、市民ギャラリーにありました。

 前の美術の先生は、男性ですが人形制作の隠れたプロで、可愛い女の子のフィギュアが得意でした。売ってる関節やパーツでは飽き足らず、自分で制作します。

 だから迫力が違います。しかし変態ではありません。衣装は奥様の手作りです。顧問の先生の絵もありました。その名前が一字違いで、驚きました。

 白鳥さんは、やっぱり帰らずに居ました。近寄ると、向こうも近づいてきます。ほれ、食パンより美味しいぞ、まめも入っているし。

 車が止まって、散歩中のおじさんに聞いています。「この白鳥、ずっといるなだが」「んだ、年中いる」「ほーっ」

 全部で10羽ほど。おじさんによると、10年ぐらい前から住み着いているそうです。どうしてこういう個体が現れるのでしょうね。

 帰巣本能より、楽してエサがもらえるから?それとも帰る長旅の自信がないから?いずれキミらの選択は正しいかも知れないな。人生はすべて選択だ。人間もまた同じ。

コメント
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