棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

6-おふくろと犬

2008-07-07 09:34:46 | エッセイ・随筆
捨て犬をひろってきてしまうのは子供の自然な行為。
「ボクがきちんとめんどうみるから飼つてヨーー」
となるのが普通です。
我が家では子供のわがままの上に、父がフトコロに入れて拾ってきてしまうのでした。
ただでさえ食料乏しいうえに、時には雑種犬が三匹。
いまほどつないでおれの、うるさいなどといわない時代でも、最終的苦情を処理したのは父でなく母であったと思う。
そんな時、子供たちは「お母さんは、動物嫌いだからナーー」
と、どこにでもある小さな親子喧嘩が持ち上がる。

雑種からそれなりの犬をよく飼ってきたが、一番めんどうをみてくれたのは、母だった。

母は80歳代後半に兄の家に居たが、そこの犬(コリー犬)の散歩をいつのまにかするようになつていた。
あるとき訪ねた私に
「あの犬は本当にバカ犬だよ。ただかわいがっているだけで、躾がなっていない」
珍しく不満をもらしていた。
その犬が散歩中に駆け出し、母が転んでしまった。
年寄りの転倒は大問題。
やはり骨折をしてしまい、それから散歩がおっくうになってしまつたようだ。
ほんとうにバカ犬でした。

賢犬サクラからの一言
わたしたちは、人間様にあわせて歩くのがルールです。
仲間を悪く言うのはナンですが、それができない犬は、猫にも劣ります。

イモリの卵を発見

2008-07-07 07:58:23 | 山郷の暮し
4年前に山田でイモリを見つけたときは、農薬で汚染されていない田圃があったんだ、とうれしかった。
其の年より数匹を飼い出す。
両生類のイモリは、這い出して脱走されてしまう。
昨年は名前をつけて(imori-1-2-3--)7匹。
越冬してきたもので、いつしか3匹になっている。4年前のものかわ不明。

ただ今3匹のイモリの餌(乾燥糸ミミズ)をやるとき、初めて気がついたことがあった(7/2)。
一週間前までは、小さいめの2匹の下腹部がポコッと膨らんでいた。そして、やや大きい5CMくらいの一匹は、ペニスらしきものが膨らんでいる状態であった。
また、顔の付け根?あたりかが突起状にふくらんでいた。

何かスリムになっているので、もしやと思い、コケが生えた石(お昼寝用においてある)を見ると、3mm以下の小さな透明粒がある。
数は紛らわしくてよく判らない。
とも食いさけてはいけないので、卵のついた石は移す。

これから、観測をしょう。と始めたのが7月2日だが、オス・メスの変化を記録してなかったのは残念だ。

卵らしきものに気がついてより三日目 明らかに大きくなり色も透明色から 濃い茶色になってきた。
卵と確認できるのは二個 ということは一匹は一つ生むだけか。

今日はゼラチン状のなかに、黒点が見えるようになった。
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ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本