棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

41-たなからぼた餅

2008-03-06 18:02:54 | 大人の童話
燃えろよ燃えろ   ほろらよ燃えろ
燃えりゃ厄の神逃げ出して 福の神さーやってくる
ジッ様 バッ様まごつれて 
団子焼きにきておくれ

建てろよ 建てろ  ほこらを建てろ
建てたほこらに 福の神住んで
ことしゃ豊年満作だ
とっちゃん かっちゃん あんちゃんも
団子焼きにきておくれ

建てたよ 建てた ほこらを建てた
建てたほこらは 宝の蔵よ
村さ栄えて 黄金の山よ
姉様 よかべべ着て お嫁入り
団子焼きにきておくれ

ことしゃ豊年 穂に穂が咲いて
道の小草に 米がなる
おどらじゃ おどれ みなの衆
四角三角 蕎麦のなり
踊りやめまい 夜明けまで

注--歌詞は伝承歌て゜はありません

都はさむかった

2008-03-06 17:38:14 | Weblog
画廊主との会見に、久しぶりにハイウエイバスで上京。
雪の消えた松本平より、諏訪盆地に入ると、全面結氷した湖は、
つや消し色の寒々とした白色に、沈んでいる。

甲府盆地の入り口、須玉を過ぎると、私の好きな地域に出る。
富士山がドカーーーンとそびえ、ハイウエが
富士のはらわたに突っ込んでいくような道になる。
フロントガラスいっぱいの富士。
右窓には押し迫ってくる、南アルプスの山塊。
やや後方に、八ヶ岳の引きちぎったごとき峰が、
白光色に輝いている。
以前に詠んだ超駄作

山梨は 女のまたにも 富士があり

甲府盆地に入れば、周囲から雪はまったく消えるが、
例年に比べ、なんとなく春の色気が少ないきがした。

そして、東京のビル風はサブカッタ。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本