一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

基礎工事 続き

2008年01月08日 | 燕の住宅

燕市の住宅の基礎工事が続いています。

布基礎の立上り部分のコンクリートを、昨年暮れに打設して

年末年始を、養生期間として設けました。

Img_2299

(この現場は、風がとても強く 養生が大変でした。)

冬場のコンクリート工事は、とても難しいです。

気温が低く、天候の条件も悪いため

コンクリートの強度は、「呼び強度」通りの強度はでません。

しかし、温度補正をして、設計強度より高い強度のコンクリートを使い

養生を、行っていれば、

設計通りの強度の基礎が作れます。

アンカーボルトも、固定金具を使ったので

シッカリ垂直に立つし、コンクリートと一体になります。

Img_2297 Img_2306

しかし、いまだに「田植え式」を行っている業者も多く

コンクリートを打設してから、アンカーボールトを

田植えの様に差込んで固定する方法を見かけます。

このやり方では、

アンカーボルトを正確な位置にまっすぐ立てる事が難しく

アンカーボルトの根周りに空隙もできやすいです。

住宅金融支援機構(以前の公庫)仕様でも

アンカーボルトは、打設前に固定するように定められています。

これは、設計者の監理にもよりますが

何といっても、施工会社の管理が重要になってきます。

設計者は、なかなかそこまで細部の指示はあまりしません。

結局は、施工者の責任施工ですから・・・

誰が、設計監理をするかも大切ですが、

誰が、施工管理をするのかは、更に重要だと思います。

と、いうことで、

新築・改築などのご用命は、設計から施工まで一貫して行っている

【サトウ工務店】まで、宜しくお願いいたします。

house88_31.gif ←ランキング応援お願い致します。クリックしてね。

人気blogランキングへ  ←もう1クリックお願いします。


最新の画像もっと見る