燕市の住宅の基礎工事が続いています。
布基礎の立上り部分のコンクリートを、昨年暮れに打設して
年末年始を、養生期間として設けました。
(この現場は、風がとても強く 養生が大変でした。)冬場のコンクリート工事は、とても難しいです。
気温が低く、天候の条件も悪いため
コンクリートの強度は、「呼び強度」通りの強度はでません。
しかし、温度補正をして、設計強度より高い強度のコンクリートを使い
養生を、行っていれば、
設計通りの強度の基礎が作れます。
アンカーボルトも、固定金具を使ったので
シッカリ垂直に立つし、コンクリートと一体になります。
しかし、いまだに「田植え式」を行っている業者も多く
コンクリートを打設してから、アンカーボールトを
田植えの様に差込んで固定する方法を見かけます。
このやり方では、
アンカーボルトを正確な位置にまっすぐ立てる事が難しく
アンカーボルトの根周りに空隙もできやすいです。
住宅金融支援機構(以前の公庫)仕様でも
アンカーボルトは、打設前に固定するように定められています。
これは、設計者の監理にもよりますが
何といっても、施工会社の管理が重要になってきます。
設計者は、なかなかそこまで細部の指示はあまりしません。
結局は、施工者の責任施工ですから・・・
誰が、設計監理をするかも大切ですが、
誰が、施工管理をするのかは、更に重要だと思います。
と、いうことで、
新築・改築などのご用命は、設計から施工まで一貫して行っている
【サトウ工務店】まで、宜しくお願いいたします。
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