長倉の住宅の基礎工事中です。
まるで、ビニールハウス内でイチゴ狩りをしているみたいですが、
実は、現場に屋根をかけ、シートでスッポリ被ってしまいました。
よく「コンクリートは生き物だ」と、言われます。
固まる前のコンクリートを「生コンクリート」と言うくらいです。
取扱いは慎重にしなければいけません。
コンクリートの強度を最大限に発揮させるためには、
打設時の「水」と「温度」の管理がとても大切です。
コンクリートの強度は、水とセメントの割合で決まりますので
打設の時には、余計な水が混ざらない様に、雨や雪の日は基本NG。
気温の低い時期の打設も、強度を割り増ししたり、凍結しない様に管理が必要です。
コンクリートが 万が一凍ってしまったら、もう基礎とは言えません
逆に暑いときも、必要な水分が蒸発しない様に管理も必要です。
まるで生き物、そう、農作物みたいですね。
そこで、今回はビニールハウスを作り
その中で、「水」と「温度」を管理して、強いコンクリートを育てる事にしました。
少々大げさな様な気もしますが、この現場は長岡でも雪が多い地域ですので
作業性も考慮しての事です。
コンクリート打設後は、この中でヒーターを焚いて
凍結しない様に温度を管理します。