一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

モイスについて

2007年05月11日 | 建築

ここでmoiss(モイス) について

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 当社では、よく内装材にモイスを採用しています。

理由はいくつかありますが、細かい事は→ メーカーサイト

まずは天然素材である事。

そして、シックハウス対策、調湿機能、リサイクル可能な点など

多くの利点がある素材です。

 中でも私が一番気に入っている点は、あのサラッとした

漆喰の様な素材感です。

表面に化粧もされておらず、切っても 削っても 同じ素材が出てくる

まさに「無垢材」です。

表面的に化粧した内装とは違い、ものすごく本物感がでます。

 普段仲良くさせていただいている横尾建設工業㈱ さんは

校倉(板倉)造りという工法をおこなっていますが、これは古来からある

柱の間に無垢の板を落しこみ壁を形成する工法です。

実際にみると、これも「本物」の家って感じがすごくします。

校倉工法→コチラ

つまり、無垢の木の優れた機能(調湿性・断熱性・安全性など)を

最大限に活かした工法です。

 これに比べると、モイスは非常に新しい建材ではありますが、

木の持つ機能と非常に良く似ています。(モイスには耐火性もありますが)

 あと消臭効果もすごいです。モイスを張り終ると現場内では

木の匂い や 新築の匂い が全くしません。

さわやかな空気になっているのがハッキリ分かります。

 上記ではモイスのメリットばかりを あげてきましたが、

デメリットもあります・・・  施工が(ちょっと)大変なところ。

納め方にもよりますが、極力きれいにスッキリ納めようとすると

けっこう手間がかかります。

ただ、よくある既製品の巾木や廻縁や出隅部材で、納めちゃえば

そうでもないかな・・・(ちょっとカッコ悪いので、当社ではやりませんが)

 材料の値段はまあ妥当かな・・・とは思いますが、施工手間を入れると

やはりクロス貼りよりは、いくらか高くなります。

優れた機能を考えれば、安いと考えるべきか・・・ 

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