ここでmoiss(モイス) について
当社では、よく内装材にモイスを採用しています。
理由はいくつかありますが、細かい事は→ メーカーサイト
まずは天然素材である事。
そして、シックハウス対策、調湿機能、リサイクル可能な点など
多くの利点がある素材です。
中でも私が一番気に入っている点は、あのサラッとした
漆喰の様な素材感です。
表面に化粧もされておらず、切っても 削っても 同じ素材が出てくる
まさに「無垢材」です。
表面的に化粧した内装とは違い、ものすごく本物感がでます。
普段仲良くさせていただいている横尾建設工業㈱ さんは
校倉(板倉)造りという工法をおこなっていますが、これは古来からある
柱の間に無垢の板を落しこみ壁を形成する工法です。
実際にみると、これも「本物」の家って感じがすごくします。
校倉工法→コチラ
つまり、無垢の木の優れた機能(調湿性・断熱性・安全性など)を
最大限に活かした工法です。
これに比べると、モイスは非常に新しい建材ではありますが、
木の持つ機能と非常に良く似ています。(モイスには耐火性もありますが)
あと消臭効果もすごいです。モイスを張り終ると現場内では
木の匂い や 新築の匂い が全くしません。
さわやかな空気になっているのがハッキリ分かります。
上記ではモイスのメリットばかりを あげてきましたが、
デメリットもあります・・・ 施工が(ちょっと)大変なところ。
納め方にもよりますが、極力きれいにスッキリ納めようとすると
けっこう手間がかかります。
ただ、よくある既製品の巾木や廻縁や出隅部材で、納めちゃえば
そうでもないかな・・・(ちょっとカッコ悪いので、当社ではやりませんが)
材料の値段はまあ妥当かな・・・とは思いますが、施工手間を入れると
やはりクロス貼りよりは、いくらか高くなります。
優れた機能を考えれば、安いと考えるべきか・・・