豊栄の住宅は、外壁を張り始めました。 外壁材は、杉の羽目板ホワイト塗装仕上げです。
国産の杉板を予め工場で2回塗っておきます。 そして現場で大工さんがこの巾の狭い板を一枚一枚丁寧に張っていきます。 最後にもう一回仕上げ塗装をかけ、合計3回塗りの羽目板張りが完成です。
超~手間がかかります。 この辺がパッと見だけに凝ったローコストデザイン住宅とは明らかに違いますね。
過去に同様な手間のかかる 白い杉板の外壁を使った例 ↓
長倉の住宅 杉羽目板(ホワイト)
猫と暮らすコートハウス 杉板押し縁(ホワイト)
島田の住宅 杉板押し縁(ホワイト)
とてもきれいな仕上りでしょ。 それなりに手間をかけるとそれ相応の迫力や味がでます。 当社では、この外壁でもガルバリュウム鋼板と大差ない金額でさせて頂きました。( もちろん割に合わないですが・・・ )
デザイン性に優れ造形がきれいな建物なら、外壁は白一色がベスト。
様々なカラーや素材をアクセントに使って外観を整える方法もありますが、可能であれば白一色で勝負したいものです。
白くて四角い家 ジョリパット(珪藻土風フラット)
特に今回の豊栄の住宅はとても迫力あるマッシブな外観なので、陰影がハッキリ出る白一色でおすすめしました。
逆にいえば、白い外壁一色使いは住宅そのものの造形がストレートにでるので、デザインにそれなりの自信がないとおすすめできない外壁でもあるという事ですね。