一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

驚異の断熱性能

2007年11月26日 | 白くて四角い家

オープンハウスにご来場頂いた方々、大変ありがとうございました。

Img_2068

今回も大変多くの方々に、見ていただく事ができました。

せっかくお越しいただいたのに、

ゆっくりお話もできなかった方には、

大変申し訳ございませんでした。

 ◇

3日間の内、後半は天候も良くさほど寒くなかったので、

断熱性能が体感しにくかったかも知れません。

でも前半は、外気温が5~10℃くらいだったので

そのころお越し頂いた方は、

屋内の暖かさが体感できたのではないでしょうか。

各部屋の入口ドアは開け放して、玄関は頻繁に出入りがありましたが

エアコンだけで室内は20℃以上は、常にキープしていました。

後半は、寝室の6帖用のエアコン1台で、暑いくらいになってしまいました。

 ◇

オープンハウス二日目の朝、オープン前

外気温は、1℃

リビングのエアコン(6kw)を、20℃にセット

45分経過

室内温度、20℃

Img_2130_2床表面温度、20℃

Img_2132  壁表面温度、20℃

Img_2133

天井表面温度、20℃

これって、すごい事なんですよ。

床と天井の温度差は、通常5℃近くあると言われています。

(もちろん、天井の方が暖かくなるのです。)

普通の高断熱住宅といっても、2℃程度は差ができます。

しかし、「白くて四角い家」は、温度差がナシ!! 

ちなみに外壁の表面温度(南側)は、

Img_2142 外気温に等しい1℃でした。

良い結果が出た理由としては、

床板が、無垢である点や

リビングが中2Fである点

太陽光が射してきた点

もちろん断熱性能が高い点、など

様々な良条件が重なって、この様な結果が出たのかも

知れませんが・・・ にしてもスゴイ。

これだったら、蓄熱暖房が稼働する期間は、

1年の内、ほんの1.2ヶ月程度で済むかも・・・

機会があったら、またブログで

この高性能住宅について、もう少し詳しく解説しますね。

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