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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

防水屋根

2008年05月10日 | りりぱっと

少々遅くなりましたが、本日「りりぱっと」の屋根材が葺かれました。

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屋根の勾配がとても緩いので

雨が漏らないように、完全防水工法とします。

このタテ葺きの屋根は、勾配が緩くても

雨が漏らない工法なのですが

更に、継ぎ目に防水処理を施すことで、

完全防水の屋根が可能となります。

Img_2843

このような工法のおかげで、建物のデザインの自由度が

格段にUPしました。 

設計者にとって、とてもうれしい事です。

 材料は、ガルバリュウム鋼板です。

アルミ・亜鉛合金メッキ処理により、耐食性に優れた材料です。

更に商品は「耐磨カラー」をチョイスしたので

ガラス繊維強化塗膜との組み合わせで、耐候性が高く

15年の長期保証も付いてきます。

実際には、20年以上の実績がある商品です。

屋根や外壁は、将来のメンテナンスにも費用がかかるため

なるべく長期間メンテナンスフリーの物をおすすめしています。

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耐力面材

2008年05月09日 | りりぱっと

耐力面材が、ほぼ張られてきました。

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継ぎ目を全て気密テープで留めます。

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 今回も 「かべ震火」 と 「アクリア」 を使った

【ボード気密工法】 で、次世代省エネ基準をクリアさせます。

壁の室内側で、防湿

壁の屋外側で、気密 

と、少々手間のかかる工法ではございますが

これにより、少々の欠損などがあっても安全側に働く

メリットがあります。

 配管や配線が壁を貫通したり(もちろん、シッカリ防湿気密しますが・・・)

どうしても、多少の施工ムラが生じる事があります。

その場合でも、壁の中の空気を動かない様にしてあれば

壁内の結露は防げます。

 現在は、様々な構造方法や断熱工法があり

選択肢が広がっています。

 当社としては、

より高性能で(経済性やより良い環境のため)

より高耐久で(構造や断熱など 壁の中は手直しが困難なため)

より安全で(万が一の時 躯体内で結露しない)

より安価で(ご予算に関係なく皆様に採用して頂ける様に)

などの観点から、工法を選んで採用しています。

 これからも、上記の様な条件がそろえば

新しい物でも 積極的に採用していくつもりです。

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軸組み、耐力壁、金物チェック

2008年05月08日 | りりぱっと

「りりぱっと」の上棟がGW中に終わってますので

今日は、構造耐力上 重要な金物や耐力壁や

スジカイなどの取付き具合チェックをします。

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↑ 地震の時に柱が抜けないように金具で止めます。

  耐力壁の位置などにより 位置や金具の種類が変わります。

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↑ スジカイの代わりとなる耐力面材です。 

  釘の種類や間隔をしっかりチェック 

木造住宅にとってとても重要な部分です。

でも、うっかりしているとあっという間に 

タイベックやボードに隠れて見えなくなってしまいます。

写真などに残す事はもちろんですが

全ヶ所に間違いなくちゃんと取り付けてあるかどうかチェックするには、

現場監督さんは毎日ちゃんと現場に通わなくてはいけません。

二日や三日に一回でも、とても難しいと思います。

それでは職人さんや下請け工務店に、まかせっきりと云うことになります。

現場に行くのが週に1回か2回という住宅メーカーもあるようですが

どのようにチェックしているのでしょう?

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「屋根構造」と「お餅まき」

2008年05月03日 | りりぱっと

昨日は、「りりぱっと」の上棟でした。

前日までの小屋組みの状態 ↓

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その上に2階天井に表しになる化粧合板を敷きます。

(化粧といっても普通の安価な下地合板です。) ↓

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その上に、躯体内結露を防ぐために

防湿フィルムを敷きます。 ↓

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次に、特大のタルキをかけます。

これが、雪の荷重を支えます。 ↓

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このタルキの間に、高性能グラスウールを

パンパンになるまでタップリ詰め込みます。

あったかそうなお布団みたいでしょ  ↓

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そして、透湿防水紙を敷き

湿気の排出と防水機能をもたせます。 ↓

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その上に、桟木を打ちつけて

通気層を設けます。 ↓

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ようやく、屋根の下地となる

野地合板を打ち付けます。 ↓

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最後に、板金屋さんが防水用に

アスファルトルーフェィングを貼って完了 ↓

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これで、雨が降っても大丈夫

連休明けに、板金屋根を葺く予定です。

 前日の建て方作業は、あっという間でしたが

この屋根の工事は、とっても手間がかかります。

しかし、ここをシッカリ造っておくと

快適で、長持ちする家になるのです。

 そして、近年では大変珍しい「お餅まき」をしました。

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大変多くのご近所さんにご参加頂いてビックリ 

でも、とてもうれしかったです。

これから工事期間中、どうぞ宜しくお願いいたします。

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やっぱり早かった(^_^;)

2008年05月02日 | りりぱっと

昨日は、「りりぱっと」の建て方工事一日目

レッカー車ナシでの作業だから

二階の床組みまでの予定でしたが

そこは慣れた大工さん、

さすが! 

小屋組みまで終わっちゃいました。

Img_2788 Img_2790

本日は、この↑ 上に

・天井側に表しになる合板

・防湿フェィルム

・大タルキ

・断熱材

・透湿防水紙

・通気用胴縁

・野地板

・ルーフェィング

と、幾重にもなった屋根構造を造ります。

ここには、結構時間がかかりそうですので

このくらい進んでいた方が

余裕のある作業ができそうです。

今日もお天気は、最高! 

ちょっと暑そうだけど、大工さん頑張りましょう!

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