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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

倉庫が住宅に! たのしいリノベ(^_^)v

2015年03月13日 | 南新保のリノベーション
南新保のリノベーション現場です。



鉄骨の塗装が始まりました。

これがLDKの天井に見えるのだ。 すごくカッコいい 



部分的に古い部分を見せる。新築では出来ない事をさせて頂いております。 楽しい~ 

倉庫だった事。年を経ている事。を、完成しても感じ取れる様に、エイジング感、ヴィンテージ感を少し残す計画。

新築でエイジングをやると少々嘘っぽくなってしまいますが、本物件はリアルです。 

無垢の床に内装用モイス、主な仕上材は、いつもの新築と同じですが、

細かい納まりなどを工夫してリノベーションならではの雰囲気を作ります!



実は、我が家もプチ・リノベーション中 



このたびスタートした省エネ住宅ポイントをちゃっかりゲットします



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壁にはアクリアα 屋根は付加断熱 大切なのは・・・

2015年03月03日 | 南新保のリノベーション
南新保のリノベーション現場です。



現在、大工さんがセッセと断熱工事中。



壁面にはアクリアα。 アクリアαは超細繊維の高性能グラスウールで世界最高水準となる熱伝導率0.032W/m・kを実現した断熱材。
室内側は防湿フィルムで包みます。



また屋根には、アクリアNEXT。すでに屋根上から50㍉の外断熱(押出法ポリスチレンフォームにて)してありますが、さらに内部から105㍉の高性能グラスウールを付加します。 




このように断熱材の性能や工法はもちろん大切なのですが、断熱工事で一番大切なのは丁寧な施工。 もうこれに尽きます。

いくら「弊社は○○工法です。」「○○断熱を使っています。」といっても、それを作っている職人さんが丁寧に隙間なく施工するかしないかで、実際の性能は大きく異なってきます。
外皮性能計算はあくまでも机上の計算ですし、気密測定は気密層での隙間の大小はわかるが、大事な断熱材自体の隙間や欠損は見抜けません。

つまり、数字上は断熱性能が良い事になっているが、実際にはその性能が出てない事もある。 ということなのです。
この辺の所は、あまり突っ込んで話をする評論家?建築士?は少ないです・・・  現場感覚がなく、少々頭でっかちになってしまってるのかもしれませんね。

「断熱材が○○㍉も入ってます。」「Q値が○○にもなっています(もうQ値での評価はしませんが・・・)」「C値が○○以下です。」と優位性をうたっても
実際に施工する職人に、知識と技術と、丁寧な仕事を心がけようという気持ちが欠けていたら・・・
もちろん、丁寧で優秀な職人さんが多いと思いますが、そうでない職人もいないわけではありません。

監督さんがチェックしているから大丈夫? 本当にそうでしょうか? 朝から晩まで付きっ切りで見てるわけではありません。チェックされずににシートやボードが貼られたりしている所がほとんどのはずです。
と、言うことは、隙間や欠損があるかどうかは、施工する本人にしかわからない部分がたくさんあるのです。

外皮性能をあと0.0いくつ下げたい。C値を0.0いくつ下げたい。もちろんそうなのですが、それを施工する人が 「どんな人間なのか?」 は大変重要なのです。

そういった理由で、弊社の施工は自社の大工。 下請けに出すのとは違って、少々手間がかかっても、お金がかかっても 
ここにはシッカリとこだわっています。  

私はこれが言いたかったのです。 

解体 無柱空間 ヒートブリッジ

2015年02月06日 | 南新保のリノベーション
南新保のリノベーション現場です。



鉄骨造ならではの大スパン。3間×8間=24坪(48帖)分の大空間には柱や壁が全くありません

もちろん、この無柱空間を生かした間取りを計画中

おおまかな解体工事も完了し、まずは屋根工事です。



鉄骨造なのでヒートブリッジ(熱橋)対策として屋根上にも断熱します。 部分的に鉄骨梁も見せたいしね。

せっかくなので、いつも弊社で作っている木造の新築とは違う、鉄骨のリノベーションらしい雰囲気をだしたいな~と目論んでいます。

この日は幸いにもお天気が良かったので、あっという間に野地工事が完了。通気層もバッチリ



新築の様に職人さんに「いつもの納まりで・・・」ってわけにはいかず、スピードのある的確な対応が必要です。

限りある予算の中で最良の施工ができるよう、よ~く考えます。 ・・・すばやくね。


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ご来場ありがとうございました。そしてリノベーションのスタート

2015年01月27日 | 南新保のリノベーション

週末は「小須戸の住宅」のオープンハウスに、本当にたくさんの方にご来場頂きました。

大変ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

  

間取りや仕上材がとても個性的だったせいか、

一番多く頂いた質問が 「どんな方が住むの?」 でした。

答えは 「普通の方です。」


住宅は、立地条件、住む方の好み、ライフスタイル、コスト、etc・・・ 

全てが違うので、注文住宅なら一棟一棟が個性的になって当然

同じような家ばかり建っている事の方が、不自然なのかも・・・


そして、また個性的なプロジェクトがスタートしました

南新保のリノベーションです。



中古で鉄骨の倉庫を購入し、そこを住宅に改築して住まう計画です。

用途変更なので厳密に言うと、リノベーションじゃなくコンバージョンなんですけど・・・

面倒だから 「南新保のリノベーション」ということで


構造が鉄骨ですので、内部には邪魔になる柱や壁は全くありません

すなわち、自由で開放的な間取りが可能になります。 それだけでも楽しみでしょ


でも、コストを考慮すると、窓の位置やサイズは大きく変更できないし、施工できる範囲も限られてくる

そこで・・・ 様々な工夫をする・・・ その結果がこの家の個性になる。

手間は新築並みにかかってしまいますが、とっても楽しみな工事です。


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