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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

猫と暮らすコートハウス 構造

2011年08月06日 | 猫と暮らすコートハウス


見附市の猫と暮らすコートハウスが上棟となりました。



構造は、地元見附のタツミさんのテックワン工法。

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小屋の構造は、登り梁に24㍉の厚い構造用合板を張り

大屋根構造の水平剛性を高めます。

P8030810

その上に通気層をとって、本来の屋根下地を作ります。

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屋根にはポッカリ穴があいているのが見えます。

プライバシーの確保された中庭部分です。



また、小屋部分は、登り梁を拝ませる事で、束(小屋の柱)をなくしました。

P8040832

水平梁の上を猫さんの廊下、キャッツウォークとするためです。

そのへの字の小屋梁の少し下にある、水平の梁の間を

写真の様に板でつなぐ事で、猫さん自由に往き来できます。



間取りもユニークなのですが、それを構成する構造自体がとてもユニーク

これでも、もちろん長期優良住宅の認定はクリア。



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猫と暮らすコートハウス 着工

2011年07月08日 | 猫と暮らすコートハウス



見附市の猫と暮らすコートハウスが着工しました。

まずは、地盤改良です。

Cimg2294

地中深さ4.5mまで柱状に37本、改良します。

使用する固化材は、15t。

右に見えるトンパックが15袋分です。

それだけ使用すると、地盤が元よりもモコモコと高くなります。

Cimg2295

それらは、処分しなくてはいけない残土となります。

ましてや、これから土中に基礎を作るのですから

更にもっとたくさんの不要となる土がでます。



その残土の処分には、手間も費用もかかります。

規模にもよりますが、2トンダンプで10台以上は残土がでます。

なんかもったいないですね。



現場は、来週からは基礎工事、8月早々には上棟。

4匹と暮らす とても個性的なコートハウスになります。

これから楽しみです。

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猫と暮らすコートハウス

2011年05月28日 | 猫と暮らすコートハウス

見附市で進んでいるプロジェクト。

と暮らすコートハウスです。

ご家族と、猫さん4匹のための家。



日照条件はとても良い土地なのですが

プライバシーを確保しつつ、外部を取入れるためにコートハウスを提案。

Photo

マッシブで やや閉鎖的な外観ですが

6帖サイズの中庭がすっぽり内包された

延べ床面積29坪のコンパクトな家。

Tyoukann

(↑ 初期プランなので実際とは異なります。)

外観からは想像できない豊かな空間が内部には広がります。



猫さんのためのキャッツウォークはもちろんですが

キャットタワーや猫さんの眺望用窓など、

猫さんがストレスなく自由気ままに家中を歩ける工夫がいっぱいです。



これから長期優良住宅の認定を取得し、
着工となります。

どの物件も、それぞれに個性があり

設計するのも施工方法を検討するのもとても大変です。

しかしながら、とても楽しい仕事をさせて頂いております。

お施主様に感謝感謝です。




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