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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

「倉庫に住む」のオープンハウス

2017年06月16日 | 見附のリノベーション

見附のリノベーション現場のオープンハウスを開催します!
           (することに決めました


【倉庫に住む】オープンハウス

 7月2日(日曜日) 9:00~17:00

※ WEBのみの告知ですが、予約は不要です。

※ 駐車スペースもそこそこあります。会場外にいるスタッフにお声掛けください。
 
※ 事前にご連絡頂ければ翌7/3(月)のご案内も可能です。
  satoh-koumuten65@sirius.ocn.ne.jp 佐藤まで

会場 → 見附市南本町



「倉庫を改装して住む」
今物件のような需要はそんなにない(まずない)はずですので
営業的に?集客は?ビジネスとしてどうか?とも思いましたが

単純に「私が目一杯楽しんだ。作る人も楽しんだ。施主様も喜ばれている。」
その理由だけでオープンハウスを行うことになりました。

アンケートを頂いたり、追客もいたしません(いつもそうですけどね)
住まいの計画がない方も、同業他社さんも見学OKです(いつもそうですけどね)

工事はあともう一息



ファサードの外壁張りが開始。
ウエスタンレッドシダーをラフ仕上げにして、ランダム巾にスノコ張りします。



この住まいに似合ったワイルドさを出す計画。

裏の南側は、ほぼ全面開口部。
耐力壁が不用なラーメン構造の鉄骨だから出来る事です。




そして、48帖の大ホール。



これも鉄骨造ならでは。というか倉庫そのまんま。

配管なんかもそのまんま現しの所があったり、
既存の鉄骨がそのまんま現しの所もあったり、
構造用合板でキッチンや洗面を作ったり、

そんなとてもワイルドで潔い造りです。
表面的な化粧ではなく、リアルなインダストリアルデザインとなりました

施主様ご夫婦そろって「潔く」「シンプル」な考えをお持ちだからこそできた住まい。
1日だけの公開ですが、ご都合がつく方は是非ご覧ください。

一般的な住まいづくりの参考には、あまりならないかも知れませんけど



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ワイルドな素材、インダストリアルデザイン

2017年06月06日 | 見附のリノベーション

見附のリノベーション現場
工事はいよいよ後半戦、少しずつ仕上がってきました。

仕上げとは言え下地の様な仕上げ材。
超ワイルド 



天井は構造用合板、ハンコ付きをそのまま使用。
黒く塗られた鉄骨フレームとの相性抜群





ゲタバコだって、構造用合板。
この家では、これでいいのだ



お風呂の中なんて何とガルバリュウム鋼板
ここに船舶照明が付きます。



床板は超幅広のワイルドな木目のパイン



物件がもともと無骨な鉄骨倉庫なだけに、
これらのワイルドな素材がとても自然にマッチ

いまどきのインダストリアルデザインが
リアルに表現できています。

来月早々にオープンハウスが出来たらいいな~
と、考え中です。



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断熱・断熱また断熱、トンネルから・・・

2017年04月13日 | 見附のリノベーション

いや~久々の更新

ホントヤバイ
スケジュール管理が出来なくなっています
いろんな方に色々お待たせしています

それでも現場は問題なくサクサク進んでいます。
見附の鉄骨倉庫~住宅へのリノベーション現場。



まずは断熱工事
鉄骨の場合は、いわゆるヒートブリッジ(熱橋)をいかに防ぐかがポイント

なにしろ「鉄」は「木」の何百倍も熱を伝えやすいので、
断熱材でいかに外部と遮断するかがとても重要。

ただ闇雲に壁の中に断熱材を押込むだけではダメ。
鉄骨フレームがある部分はその外部もしくは内部を
断熱材で遮断しなければなりません。

そうでないと、いくらたくさんの断熱材を入れても
内部結露が起こったり、芯から冷える建物になってしまいます




鉄骨の裏まで手を伸ばして断熱材を丁寧に付加したり
二重三重に断熱材を重ねたりと
とても細かい作業ですし、熱の伝わり方をよ~く考えながら施工しないといけません。




現場監督(私)が見逃すような細かい所まで配慮が必要です。
その点、弊社の大工は自分で考え自分で工夫します。




ただ単に言われた事、図面に書いてある事だけをやる大工ではないんです。
どうしたらこの住まいが快適になるか? どうしたら施主様に喜んで頂けるか?
を考えながら仕事をしています。 自慢の大工達です


2階LDKの南側サッシも付きました。
いいです! この開放感



守られつつも、先に広がる期待感
まるでトンネルから明るい出口へ出る瞬間のようです。

普通の木造住宅では構造的に難しいつくりですが
鉄骨造ならではの個性が生きているLDKになります。

北側にも間口4.8mの大開口


2階LDKは48帖のワンホール
窓はこのデカイ南北の2ヶ所だけ、東西には窓は一切ありません。潔い

なかなか全貌がご紹介しずらい物件ですが
下地や断熱工事など見えない部分にかかる手間が8割以上
残りのわずか2割が仕上げといったところ

既存鉄骨部分や土間床部分を古いまま現しにしたり
構造用合板(ハンコ付き)の仕上げだったり
レッドシダーのオープンジョイント工法の外壁だったりと
普通の住宅では採用されない仕上げもあり、この後の工事も楽しみです


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倉庫リノベ 光が差し込む

2017年03月02日 | 見附のリノベーション

先回の倉庫リノベの解体の続き

南側壁面を全部ぶち破りました



すると、一気に光が うぅっ眩しい
この一面の全てが開口です。
木造では相当難しいプラン。

元々呉服屋さんの倉庫なので、窓がほとんどない建物。
でも、今度は住宅なので、もちらん窓は必要。

ただし、闇雲に窓を開けるのではなく、
必要な場所には惜しみなく目一杯の窓を。
なくても良い場所には一切の窓はナシ。

メリハリのある設計になっています。

2階面積:32坪(64帖)分の全てがLDK
しかも柱や壁は全くナシ。

体育館みたい

一般的な木造住宅では出来ない
鉄骨倉庫のポテンシャルを十二分に活かした住まいになります





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始まりました。倉庫リノベーション

2017年02月28日 | 見附のリノベーション

以前、チラッとご紹介した倉庫を住宅にリノベーションする工事

いよいよ始まりました



中古で鉄骨造の倉庫を購入。それをリノベーションして住宅に。

厳密に言えば、用途変更なので本当はコンバーションですが・・・
一般の方にはリノベーションの方が伝わりやすいので

一部内装があったので、それを全撤去。



また南北の開口部が大きく変わるので、これからその2面の壁面も全撤去予定。



鉄骨造は木造とは違い、とにかく大スパンの空間が魅力。



さらに、ブレースが不要な間口ラーメン方向には壁がなくてもOKなので、
大きな窓も遠慮なく設けられます。突き当たりの壁は全てぶち破っちゃいます

とにかく
倉庫に住むというワクワクが男子にとってはたまらない魅力
その設計も工事を見るのもワクワクです

現在進行中の、打合せもとても楽しい
浴室やキッチンや収納棚までややワイルド
倉庫の雰囲気にピッタリなものになりそう

ワクワクが止まりません





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