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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「庭」にも春が やってきた。

2017-03-05 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は少し肌寒く、朝の庭掃除も、風が頬を冷たくする。

今年は いつもより「水仙」の花がよく咲いている。

このシンプルな姿は 見ていても清々しい。

  種類では この純和風のものが大好き。

 

 

  他に何種類かあって、これからというのもある。 スズラン水仙などは これからだ。

   

 

  地植えの「クリスマスローズ」も 元気だ。

 

 

 

  何故だか 我が家のクリスマスローズは 「下向き」です。 恥ずかしい ??

 

  藪椿も ひっそりとではあるが、鮮やか紅色で

   藪椿も このシンプルさが素敵なんです。

 

  一方で、 大輪の「ロイスミナウト」 これも椿です。

   まだ蕾が十数個ですが…

   せっかちな花は すでにこんな大輪に

   今、13個の蕾が付き 二つが開花した。

   直径が18㎝程にも膨らんで それは豪華な姿に。

  

   

 

    こんな可憐な花も。

   小さな花が咲く 「港の華」というピンク色の椿です。

    蕾はもう、数え切れないほど 付いています。

   ここでも、そろそろ開花です。

    枝の高い処、日当たりのいい蕾は咲いています。 ちょっと手繰り寄せました。

  

     これも可愛い

   「忘れな草」 縁取りに10個 並んでいます。

      日差しが この花の 魅力的なブルーを活かしてくれます。

  

 

   そして、やっぱり春は この花。

   「ゆきやなぎ」です。 が まだまだ これから…

      

 

   さあ! 主も負けずに 草取りをして 主役の花をより一層引き立ててあげなくちゃ~・・・。

 

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「老い」を「追い越せ」!」

2017-03-04 | 日記・エッセイ・コラム

 快晴!

今日は苅田町 老人クラブ連合会の大運動会です。

えっ、老人の運動会ですかって、 そうなんです。

今や、学校の運動会さえも 無くなってきた時代に。

老人パワーは、見事に その花を咲かています。

1月7日の朝日新聞「天声人語」に

75歳以上が高齢者、さらに90歳以上は超高齢者とされた。

 そして65歳から74歳を「准高齢者」と呼んではどうか==

なんてね、医師や研究者らでつくる学会が提言した。

 そうですか、私 その 提言通りでいけば

この1月に 目出度く? 「高齢者」 75歳に昇格?

 って ことに、そんな 見事な 准高齢者、高齢者、超高齢者

が なんと400人以上集合しての大運動会なのだ。

 処は 町の総合体育館。

 開始は午前10時だが、年寄りの集合は早い。

私が行ったときには、すでに ほぼ揃っていたような…?

 元気だね~ 

 

 ここからが 凄いよ、 巷では もう無いかもしれない。

粛々とした式次第、大会宣言 国歌斉唱、大会会長挨拶

来賓挨拶 (町長、県会議員、町議会議長挨拶)

今年はこれでも、運営委員の努力で 時間の関係でと

他の来賓を省かせてとのことだと… (いいねえ~)

 「元気ですね、 皆さんが頼りです、楽しく頑張ってください

  ご指導ご鞭撻を…」 だって、 誰も聴いていないのかも。

 

競技の方法についての説明 細かく解説。

 静かに! 年寄りが集まれば もう 隣とのおしゃべりですぞ

  大きな声でしゃべらいと…聞こえないよ! だって。

  

 大会開始前の準備運動「ラジオ体操」が流れて…

 

やっと 協議の開始です。

   

 競技は全部で「7種目」

 出番を待つ…

  

 

 まぁ、こんな時は、自分身体の衰えを忘れるのでしょうか?

「無理をしないで、楽しみながら」を、ついぞ忘れて、もう必死。

    

 いいですね、その姿、 滑稽を通過して 愛嬌にも。

 それぞれの種目に 今を賭けていました。

  自分を含めて、その地区の責任も考えながら…

 さすが 老いてはいません!

 

 高齢者は 「引き込んでいてはいけない!」 「集うのだ」

「黙って過ごしてはいけない」 会話をするのだ。

 

 そうなんです、こうして、年に1回の大会なんですが、まずは

 「集う」ことに意義があるのです。

  隣近所をはじめ、日頃 合いたくても時間が取れない時も

 そんな時、こうして たとえ短い時間でも 「出会い」がある。

 

 平均寿命は総体的に伸びたけれど…肝心なのは、「健康年齢」なのだ。

 生きているだけでは つまらない。

 健康で、生きていることが 自分にとっても 周りの人にも

 「おかげさまで」と言って、自分も楽しみ、 他人に役に立っての時間

 それこそ 生きていることに意義があるのでは?

 

  峠を過ぎて 頂上に達する そこで終わりではない。

  山を下る時こそ、登って行った エネルギーをさらに噛みしめ

  下り立った時から 次の自分の役割を見つけ出す糧となるのだ。

  

  老いて益々とは、このことなのでは?

  老人には 知識の上に「知恵」があるのだ…

 

  世の中よ、もっと、高齢者を こき 遣ってみることを考えてみたら?

  まだまだ 少しは「ましな」 お年寄りも いるはずだよ!

 

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名画を鑑賞に~増田美術館へ

2017-03-03 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の荒れた天気とは、打って変わっての快晴!

「早春」の言葉が出て来そう…

 増田美術館 季節の展覧会「新春から早春へ」を。

既に1月4日から開催されており、3月7日まで。

    

 直ぐ近くなのに、なかなか足が向かなくて今日に。

毎回、独りごとなんですが こんな立派な収蔵品がある美術館が

すぐ近くにあるのは美術愛好家にとっては凄い事です。

先日も会合の折に、傍の方と話の中で「絵」の話題が出て

「行橋の増田美術館 ご存知ですか?」と尋ねたら

「いえ知りません」とのことで、是非機会があれば足を運んでください

絶対に満足しますよ…と。

 苅田方面から行橋に向かって

 旧国道10号線で行事 田川方面の201号線を曲がってすぐの処。

  

 

 今朝は開館 一番乗りで入館 我ら3人だけでの静かで落ち着いた

 まさに独り占めの鑑賞会となりました。

 今回の企画展 テーマが「春」

 作品は「春」に因んだ作品の展示

 それも 豪華版です。

 日本画・彫刻・陶芸・書 会場は3部屋

 先ずは「日本画」の部屋から

 30点余りの作品から

 先ずは収蔵品の名作は 

  橋本雅邦「龍虎図」が正面に。

  美人画の上村松園 「梅下佳人」表紙)(パンフレットに掲載)

 私の好きな作品を並べてみました。 

   

 竹内栖鳳      鏑木清方      横山大観

  「紅梅」      「清香」      「暁山雲」

  

  奥村土牛      荒木十畝

   「八重桜」     「狗児」

 

 

 

                河合玉堂   「湖畔春色」 

   そして 春の華やかさを演出するなら やっぱりこの1枚が

   上村松園 「梅下佳人」 

  

   

   陶芸では どれも垂涎ものばかり 人間国宝の作者がずらりと展示されています。 

 

 

 

  そしてこんな 洒脱な作品も 北王子魯山人が 絵筆を取って

      いいですね~ 

 

 

 

  他にも 伊藤深水 狩野芳崖 川端龍子 富岡鉄斎 前田青邨 松尾敏男 松林桂月 桑原翠邦 

  彫刻では  平櫛田中 山崎朝雲 澤田政廣

 

  大都会の美術館と違って こじんまりとしてはいますが 作品は決して引けを取りません!

  日頃興味がない方でも 「いい作品」に出会えば…きっと 感動しますよ。

  やっと 周囲も春めいて来ました…あなたも 是非 足を運んでみたら…

  

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「墨龍賦」を読んで

2017-03-02 | 日記・エッセイ・コラム

 隣町「北九州市」出身の歴史小説家「葉室 麟」

50作目記念作品とある 「墨龍賦」を読んだ。

 本の帯にもあるように永徳 等伯 そして海北友松(かいほうゆうしょう)

の武人の魂を持ち続けた絵師の物語だ。

 この本の前に「等伯」

 同じ時代の絵師「長谷川等伯」は久しぶりに感動、一気読みの本だった。

今回も絵師。

 現職時代はお客様を先導し、京都・奈良の寺院の名所はどれほど歩いたか…

 この物語の主題「墨龍賦」

  「雲竜図」は 京都「建仁寺」にある。

 毎回、行くたびに、見る度に その凄さを感じて 仕事を忘れ

 眺め入ったものである。

 ご存知の絵は(本の表紙に) 部分

   

    

 

  その友松の波乱の人生は…

 狩野永徳 長谷川等伯 海北友松…この戦国の世に歴史的にも稀有な絵師が

 揃い踏みだ。 さらに面白くするのは、「信長」「秀吉」「家康」

 ここも揃い踏みなのだから 面白くないはずはない。

 私もこの三人は 今だに飽きずに 角度を変えて読み漁ってる。

 今回は、それぞれが「主役」で登場して、絶対面白い人物ばかりの顔が。

 主役はもちろん 海北友松だが。

  先ずは 織田信長、明智光秀、斉藤利光…この3人がほぼ大きな役割の脇役。

  春日局(斉藤利光の母 三代将軍 徳川家光の乳母) 信長の 妻帰蝶

  絵師狩野永徳  驚いたのは最後に登場したのが 宮本武蔵 

  あの巌流島で佐々木小次郎と戦った 剣術家としてではなく

   絵師として…でも、すぐに消える。

   友松が「やはり大坂の陣に参るのか… 

   この戦で武蔵がどのような働きをしたかは伝わっていない…

  友松の弟子であったかどうか?

     これも 作者の創造でしょうか…

        文中 うまく話を作っているのは流石)

 1枚の絵を残して(有名な1枚です。)

     その絵が これだ   「枯木鳴鵙図」

         

   これが鵙(もず) 

そして  枯木の真ん中に小さく見えるのが尺取虫なのだ。

 葉室のペンは

 この絵を見て  「この獲物に描かれた獲物を狙う鵙は 大御所様であろう。

 そして今喰われ様とする尺取虫は豊臣秀頼様かーー」 と。

 

   こんな発想に結び付けるなんて やっぱり 小説家ってすごいよ。

 

 狩野永徳とのせめぎあい、武人、いや絵師 生涯迷って…

 この絵師友松と斉藤内蔵助(利光)との出会いこそが

 彼の画業の集大成につながり、さらに子へと伝えられた。

 今回も少ない時間で読み上げた1冊でした。

 友松の名作は 他にも数々

   「山水図屏風」

 

    「 浜松図屏風」

 屏風 右

 屏風 左

  

  このところこの時代の絵師の本に目が注ぐ・・・・

 「等伯」「伊藤若冲」 そして「海北友松」

  そうすると次は やっぱり「狩野永徳」になるのかな?

   信長 秀吉に煌びやかな絵の世界を圧倒的筆力で仕えた絵師

 

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。