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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

効果ありだね・・・

2016-09-23 | 日記・エッセイ・コラム

 …退職して15年

 勤めころの話は遠い昔話になってきた。

 社員教育の担当をしていたころ、幹部クラスの研修のカリキュラムに

 「座禅」を取り入れて、鎌倉の建長寺に入り、1日過ごしたことがあった。

  効果は? これは 各人各様の受け止め方があって

 それぞれの内容は違っていたが…否定的な意見よりも

  日常生活から 「無」の時間領域での自分を感じ取った。

 と、言う 多数の言葉に 担当として胸をなで下ろした 思い出が。

 

  座禅とセットで 「写経」というのもある。

 近頃、かなりのお寺でも この写経フアンが増えているそうな…

  まず写経って、なんだ。

  写経とは、仏教のお経を書き写すことですね。

  この写すという行為によって功徳が得られると説かれています。

  この写経と言えば「般若心境」

  僅か 300字足らずと比較的短いのもそのために手軽に。

  その効果はと言えば…いろいろあるようです。

 

  毎日の生活の中で「続けること」 を 何かで。 と 思い始め

  現在 私は 写経」あらぬ 「天声人語」の書き写しを続けています。

  朝日新聞が この「天声人語書き写しノート」

   

  販売を開始した時点(2011年4月から) 今朝まで毎日 続けています。

  私として この効果は? という結果は  おかげで沢山体得できたと。

  先ずは、4月からスタートだったので「日の出」を考え 起床時間を5:30

  これが春夏秋冬 今日までずっと寝坊せずに続いていること。

  うむうむ このことじゃ 「早起きは三文の得」かな。

   起きて、新聞を取り 顔を洗って 髭をそり

   おもむろにテーブルに着く。

  昨日の新聞「天声人語」を鋏で切り抜き、ノートに糊で貼る。

   そして 書き始める…

   個々の動作は 毎日 寸分たがわず これも 習慣になって

   忍耐でも 苦痛でもなくなって  

  

  

   これは 9月22日分です。

  この書き写しの効果に、一字一字丁寧に書き写していく行為 これが大事なのだが…

  この字を見てもご覧のように…少しも丁寧さがない。 いや、なくなってきたのかな? 

   以前は、書くことに 時間もかけて 姿勢も良くし、○ 点、カッコ 止めも しっかり書いていたのだが。

   どうやら このところ 雑になってきたようだ。  反省、反省 

 

   でも、効果には 「脳が活性化する」 指先を使う。→これが 脳にいい →ボケ防止に →認知症予防にも。

   筆を使う、ピアノを弾くを初め 楽器はいい。 「指先運動」なのだ。

   つまり 「書き写す」という ひとつのこの行為に集中することで 脳に良いそうな…と、信じて。

   集中と 次に 忍耐も。 

   まぁ、続けること自体が 忍耐でもあるしね。 多少、字が 荒くなっても…言い訳?

    天声人語は603字 の文章  ○ も カッコも入れて 最後の枠まで…ぴったり治める。

   およそ 25分くらいのスピード

   字の読み方 書き順 意味 も 同時にその瞬間に頭に入る。

    解らなければ、傍に広辞苑を置いているので すぐに調べ 理解することにしている。

 

   テーマは この著者の感性 時世をよく読んでいるので 世の中の動きにも対応できるし

   ジャンルも広いし 取材による内容も細かく、丁寧。

   取り上げる内容についての 資料の選定にも慎重なのが 大いに勉強になる。

  

   リタイヤ後の自分の地域活動で「講演」する機会の「話のネタ」にもここから…

   ともかく 朝の静けさの中で 「独り」の時間は 心が落ち着き 穏やかな気持ちになる。

 

   「天声人語」書き写し に続いて 今年から これからの人生を振り返る…

    そんな気持ちで 「10年日記」を書き始めた・・・

   えっ まだ 10年先まで 頑張るの? って 声も聞こえそうだが

   長生きをしたいからではなく、 こうして 「生きている証」を とね。

   ただ だらだらと生きていく そう、それだけは との思いです。

   後悔はしませんが 振り返って 何かまた 感じて 次に を 考えるためにも

   「残しておくことで」 発見もあるのかな?

   「書き写し」 「10年日記」 そして 「ブログ」

    もうすぐ75歳 「黄昏どきを 愉しむ」とは ずばり 年を重ねた証

   日々を大事に生きていくことなのさ。

 

    昨日の人語に 渥美清さんの俳句が

    「赤とんぼ じっとしたまま 明日 どうする」 

     渥美さんも 赤とんぼも お互い見つめあって 

       何を考えていたのでしょうか…

   明日どうする? が無くなったら・・ ほんとに どうする? 私も。

     

 

 

   

 

   

  

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。