作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし
歌手 石川さゆり
「風の盆恋歌」 この歌の1番に
蚊帳の中から 花を見る
咲いて はかない 酔芙蓉
若い日の美しい 私を抱いてほしかった
しのび逢う恋 風の盆
ご存じ 小説 高橋治著「風の盆恋歌」から
そうなんです この秋に入って 庭に満を持して咲く花
「酔芙蓉」
今年も そのはかない一日の美の舞台を愉しむ季節に。
この花の特徴は ご存知の通りですが
「朝 白く花弁を開き 昼には 薄ピンクに
そして 夕刻には 赤く染まって 萎んでいく…」
花のはかなさ、 「諸行無常」ですね。
はかないから 価値があるのかも?
花言葉は、「しとやかな恋人」「繊細な美」
石川さゆり さんが切々と感情込めて もどかしい女心をうたう
珍しい花の一つでしょうね でも、 色変わり する
これは もしかして イメージは よくないのかも。
古来、美しさの表現に使われているのですが
酒に酔って頬を染める楊貴妃の美しさに例える…
さぁ 私も カメラを提げて 時間撮りをしてみました。
樹は 2本 ありますが その1本に
冷たい風が 頬を心地よく 撫でていく… 感じかな。
きっと 朝ぶろに入って 汗を拭いた後
好きな お酒を始めたんだと思いますね
彼?(この花を呼んで) 結構 お酒が強いですね。
この時間で 4時間 飲んでます…それで このくらいの顔の色
それから まだまだ 続いて 飲んでます…
そう もう かなりのところまで
今日はよく飲んだなぁ…
翌朝 まだ 真っ赤な顔して 頑張っている。
しかし、それも 時間の問題
後は、 樹下に落ちて 朽ちていくのです。
「花の命は短くて…」
「苦しきことのみ」ではなく、 彼 結構 「愉しんで」
人生の終わりを の、ように感じました。
もうしばらくすると この大きな樹 いっぱい。
酔芙蓉の花が 咲き乱れるのです。