黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

再読「400字の遺言」

2013-10-25 | インポート

昨日今日は、冬の雨

冷たく、じめじめとした雨。

こんな時は静かに勉強がいい。

12月の中旬に講演を頼まれたので、ちょっと整理でも。

今回は、シリーズものになりそうなので少し気合を入れることに。

最後は、先日合格したばかりの「終括」についての話で終りに。

今から遡ること17年前 55歳の夏

渋谷駅前の東急プラザビルの紀伊国屋書店で1冊の本に

目が止まった。

「400字の遺言」

007

 男、50を超えて・・・その先の人生をどう考えるか。

そんなことを模索していた頃でした。

このタイトルに先ずびっくり。

本の帯に・・・「こころの整理と新たなる人生のために。」

ページを捲り、 はじめに・・・「遺言は生き方そのもの」

この一行で すぐに購入し、その日のうちに読破する。

そして月日は経過し、古稀を過ぎ、元気で生きている。

「終括」に興味を持ち、資格まで取ったのは将に

人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をよりよく

自分らしく生きる活動をするためだから。

この本にも、遺言を書くと言うことは・・・

「これからの生死とのつきあい方そのものだということ。」とある。

自分らしく、人間らしく、人生の最期を演じたいという

従来の因習や慣習に縛られない、自由気ままにという願い。

これからの生死への個人的メッセージなんだと思いますね。

自分に万が一の時に・・・家族が迷わない為にも

きちんと身の回りを整理し、迷惑を掛けない準備をすること。

夫婦・親子の血縁関係とは何か。

どのように暮らしたいか。

死の迎え方、葬り方、死後の処置、献体、尊厳死など・・・

さらには、いくらもない財産相続の明細(土地、家、保険、証券、現金)

年金等の処理、銀行の口座番号と印鑑(判別できるように紙に押印しておく)

それらの管理場所

私の付き合った方々の名簿、連絡先(どこまで連絡するかも)

そして、私の遺された物は一切、処分してもらう。

(日頃より「捨」を考え、最小限度になっているだろうが)

基本編には、「遺言」公証役場で手続き及び付記編としては

内容変動のもの(一番新しい日付のもの有効)自筆を準備しておく。

さらには、私の「遺影」も。

一番自分らしい・・1枚の用意もしておかなくちゃ・・・これはまだなので。

急いで用意しなくちゃ・・・。

斎場に来た方が。

「あれ? 随分古い写真だね・」・じゃ申し訳ないもの。

・・・・・とまぁ、こんな具体的な話も必要になってくる。

その前に、倒れる前編があるのだ・・・。病気だ。

そう、「介護」編、いや、もっと大変な出来事・・私だって「認知症」

そんな、これから起こり得るであろう高齢化の中で生きていく。

そんな誰にでも身近なテーマで話を進めていこうと思ってます。

本当にラッキーでした。

「終括」の勉強しておいて。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。