花はその姿を見て楽しみものですが。
今、次々に咲く花「酔芙蓉」
芭蕉の一句に
「枝ぶりの 日ごとにかはる 芙蓉かな」
そのとおりに、毎日新しい花が咲き、落ちていく。
でも、一つ一つの花がとても魅力的なんです。
近寄ってみます。
うっとりです・・・・・「しとやかな恋人」が花ことばにある。
そのものです。
もっと近寄って眺めてみると・・・
こんなに可愛らしいのです。
中央の筒型が雄蕊、その周りに雌蕊が。
さらに、雄蕊は先端まで伸びて、五弁に開く。
神秘的です。
「クリックして下さい。」
真っ白の衣装を纏って。
流れるような~、花弁は、裾のラインのようにも。
彫刻のような雄蕊と雌蕊は、まるで簪。 達人の腕でつくられた?
見飽きない美しさです。
この美しさが一日で終わってしまう。
ほんとうに儚いこと。
諸行無常・・・仏の花の蓮にも重なる。
もうひとつ。
これも清々しく美しい。
以前にブログに掲載。
秋風が吹いてくると、一段と、色鮮やかに・・・・・。
このブルーは・・・あの、フェルメールブルー?
中心の白とブルーのグラデーション部分が何とも優雅な気分に。
そうだ、朝顔も一日草だ。
美しさとは、儚いことのようです。
花も、いろいろな鑑賞方法があることを改めて感じます。