オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

竹林彷徨えど・・・

2020-03-12 | 弁当

3/12(木) 今日も朝から上々の日和であった。さりとてなんの予定もない一日を迎えただけのことだが・・・。

遅い朝食を摂ってから、「正午になったら畑で紙くずを焼こうよ」と、私以上の暇人である老を誘った。今日はごみ収集日であったが紙屑は畑で焼くようになっている。

正午のサイレンを機に、徒歩五分、川向こうの、ミカン畑に向かう。灰を掘りゴミを燃やして薪を乗せ、本格的な、焚火の態勢となる。老はせっせと剪定したミカンの枝をくべる。

灰が温まり炭火が出来た頃合いに持参した芋を灰の中に埋める。焼きあがるまで時間を要す。陽気もいいし、そろそろ筍が出ているかと思い立った。

鍬を片手に畑から徒歩五分、親戚の竹林に行ってみることにした。猪止め柵の扉を開けて竹林に入った・・・。老が後から付いてくる!。

                

石ころだらけの竹林を目を凝らし、足裏の感触を確かめながら彷徨うが頭を出している筍の姿は見当たらぬ!。見当たるのは、なんと!猪が掘った穴が!それも、そこここにあるではないか。

                

よくまあ~掘ったものだ、穴の周りに小さな筍の皮が散乱している。いけども行けども、あるのはそんな光景ばかり!。老は立って地面を眺めている。「それじゃ筍は見っからないぜ」と、厳しく指導するが・・・。

二十分ばかり探したが諦めた。夕食にと考えた「筍ご飯」も夢と潰えたのである。帰りの歩み重いこと・・・。

畑の戻り「焼き芋」の仕上がり具合を見ながら、持参した餅を焼く。最近、焼芋の焼き方が上手になった。頃合いよく焼けた芋を食し、焦げた餅を食べる。喉が渇いたという老にミカン(清美)を取ってやる。二日前は数輪だったサクランボの花が増えている。

                  

こんな、ノンビリとした時間を三時間ばかり過ごしてから畑を後にした。筍掘り惨敗の余波か、帰る足取りが重い・・・。

 

ひと休みし、夕食の仕込みに入る。先ずは大根煮を仕掛ける。メインのメニューが決まっていないので、冷蔵の食材を見ながらあれこれと思案する。

賞味期限がきた鶏肉があったので、これをトマト煮にすることにした。トマト・人参・茄子・ピーマン・しめじの野菜群と一緒に煮込む。田舎暮らしとは、野菜食のことなのだとばかりに。

サラダを準備し、茄子のピリ辛煮、老のリクエスト「ホウレン草の白和え」と、野菜&野菜である。鶏肉のトマト煮は、イタリアンティストのはずが、これも老の好みであるカレー味に変身してしまった。今日は敬老の日か?。

最後に、これも老の好物「鯖文化干し」を焼いて、夕餉の支度が整った。飲み物は、薩摩焼酎「熟柿」のソーダ割をジョッキで頂いた。

              

 

 

 

 

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