オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

気付けば朝

2015-05-14 | Weblog

5/14(木) 今日も日中の気が30度までに上昇するとの予報だ。真夏日と云うやつだが、夏の定番スタイル「アロハ」には少々早かろう。本日は外出の予定を入れてないので、薄手のジャケットに替えズボン、半袖シャツで出勤となった。気楽なもんだぜ!

今朝の起床は6:30分。夜中に目覚めることも無く眠っていた。目覚める前は意味不明な夢を見ていた。意味不明ながらも、夢の中では真面目に何かをし、「そうじゃないだろう」と指示までしていた。目覚めて五分もしないうちに、春霞のようにぼやけていった。

さて、今日もお弁当だ。ご飯は鍋でガス炊飯となった。菜の方は、シンプルに「チンジャオロース―」、「ポテト&人参・胡瓜のサラダ」、一つだけ残っていた鮭の切り身を焼く。軽く鮭と呼ぶが、この鮭は遥々と釧路から取り寄せた高~い鮭なのだ。心して食さねばならぬが、鎌に近いと云うかカマだな。

そして、定番の卵焼きを作る。仕上げの一品は「ホーレンソウのオリーブ油炒め」。以上である。

                         

弁当を再開してから肩の力が抜けたのか、簡単・お手軽る、短時間で仕上がるものばかりである。所要時間は三十分以内と、以前の半分以下で作っている。

                      

風邪の方は、鰻上りに快復かと思いきや。踊り場に止まっている感あり。昨夕は五時に大手町にてNAKAJIMAさんと会い、神田に向かった。何でも神田に野菜料理を専門に喰わせる店が在ると、Nさんが云う。それじゃそこへとなったのだが・・・。神田駅前の西口商店街を抜けて、暫く探した。漸く探し当てたら「開店は六時からだ」と、ぶっきら坊な店主の応え。「妙に愛想が悪いな」と言いながら、商店街へと引き返した。

駅に向かう途中に、手書きのメニューを店前に出している店が目についた。「ひょうたん」の看板。どうやら店へは、階段を上がっていくようだ。何となく気に入り、入ることにした。二階の店内はカウンターが設えて有り、テーブル席は五卓。未だ客の姿はなかったが、二人掛けのテーブルでよければどうぞと、案内された。

板場の中には、還暦前ながら威勢と気風のよさそうなオヤジが。フロアを仕切っているのは、ふた昔か三昔前なら、銀座か赤坂あたりの酒場で指名を競そわせたような面影を残している女将(だろうな)。

料理の方は、面倒だからと「刺身と小鉢のセット」を、飲み物は取り敢えず生ビールだ。Nさんと飲むのはいつ以来だろうか?覚えちゃいないが、前回から三月は経っているだろう。近況を伺いながら、昨今の動静などを聞く。最新人事情報から、六月で仕事をあがるNさんの今後など・・・。

或る先輩から、Nさんの向後の仕事の意向を聞きたいと云われていた。そんなこともあり、少し立ち入ったことなども話した。どんなことを訊こうと、話そうと、気にするような方ではないし、人の話をよく聞く方である。其処がNさんの良い処だ・・・。

飲み物は、生ビールからハイボール・日本酒へと移り、何時の間にや三時間近い刻が流れていた。店内はカウンターもテーブルも満席になっていた。居心地のいい店だ。帰りしなに「何時からやってるの」と訊くと「ここに移って未だふた月、よろしくお願いします」とのこと。神田周辺で二十年ほどやっていたそうだ。

神田駅でNさんと別れ、人形町に戻ることにした。TOKIOに連絡すると云って出たので、電話を入れ「ローカーボ」で落ち合った。ほろ酔いの気分に、痛む右足を庇うぎこちない歩み。ローカーボに辿り着くと「待ちくたびれて、すっかり酔いましたよ」と、TOKIOがのたまう。『それやぁオーバーな』と、おおように往なしたが・・・。

暫くするとHOYAさんが姿を現した。少なくとも一週間以上は顔を見ていなかった。何故か戦友に出会った、邂逅した気になる。我らは、酒場と云う戦場を彷徨う強者ならぬ老兵か?糧食を交換するが如くに、酒精の交換をする。「明日は五時に家を出る。現場が遠いんだ」と、我が戦友は三杯の酒精とカレーを充填して引き上げたのだ。

我等は「ちょっぷく」で仕上の酒精水を注入し、YAMAちゃんの「明日も待ってるから」の営業トークを耳にしながらのご帰還であった。帰投時刻は、23:30であった。演歌を聞きながら眠りについた・・・・、夜中に目覚めないと云うことは、なんと健やかなことか・・・・。

今朝も演歌を聞きながら、ふと思いついたのは ー 演歌だけを流している酒場でもやりたいな ―であった。何でもワンコイン(500円)で、お一人様酒精は五杯以内まで。店内に「擦り切れた頭髪(心と体のことだが)と残り少ない時間を、演歌の詩とメロディーに 過ぎ去りし日々を重ねながら ひと時の安穏をこいねがわん」なんて張り紙を出してね・・・。

まあ・・・私も、存在が殆ど演歌だからね・・・。

 

 

 

 

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